パピとママ映画のblog

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僕のワンダフル・ジャーニー★★★・5

2019年10月12日 | アクション映画ーハ行

愛する飼い主イーサンとの運命の再会を目指して生まれ変わりを繰り返す健気な犬ベイリーの一途な愛を犬目線で綴ったW・ブルース・キャメロン原作の大ヒット・ファミリー映画「僕のワンダフル・ライフ」の続編。年老いたイーサンとの約束を守り、何度生まれ変わっても孫娘に寄り添い続け、家族の絆を取り戻すために奮闘するベイリーの長い旅路を描く。出演は引き続きイーサン役にデニス・クエイド。またベイリーと彼が転生していく犬たちの声も引き続きジョシュ・ギャッドが担当。監督はTV「フレンズ」や「モダン・ファミリー」などを手がけてきたゲイル・マンキューソ。

あらすじ:3回も生まれ変わりようやくイーサンと再会した犬のベイリーは、田舎の農場でイーサンと彼の初恋の人ハンナとのんびり過ごしていた。そこへ、ハンナの亡くなった息子の妻グロリアとその幼い娘CJが新たな家族に加わる。しかし幸せな日々は長くは続かず、グロリアは突然CJを連れて家を出て行ってしまう。そんな中、再び犬生が終わろうとしていたベイリーは、彼の生まれ変わりを知っているイーサンから、CJを守ってくれと重大な使命を託される。イーサンとの約束を守ると決意したベイリーは、かわいいビーグルの子犬に生まれ変わると、少し成長したCJを見つけ出し、彼女から片時も離れることなく心の支えとなっていくのだったが…。

<感想>犬好きによる、犬好きのための映画。みんなの笑顔が、僕の幸せなのだ。家族をひとつにするため、何度も生まれ変わる犬のベイリー。幸せな涙があふれ出す、犬と人間のラブストーリーです。愛犬と寄り添う人生、犬が繋ぐ家族の絆、幸せな涙があふれ出し、胸がいっぱいになる“最高の犬ムービー”!

死去した愛犬が、自分と再会するために生まれ変わってくれる……2017年の映画「僕のワンダフル・ライフ」は、愛犬家たちの切なる“願望”を映像化した感動作でした。

その続編「僕のワンダフル・ジャーニー」今回も、愛犬と飼い主の絆に涙が止まりません。しかし、その涙の意味合いは、前作とはちょっとだけ異なります。飼い主を守りたい、幸せにしたいという、愛犬の健気な“想い”。彼らは単なるペットではなく、人生をともに歩む “家族”なんだ――。涙があふれてくるのは、悲しいからではありません。幸せだから、泣くんです。犬好きによる、犬好きのための映画なんですね。

 

前作は最愛のイーサンに再会するべく、50年で3回も生まれ変わった愛犬ベイリーの姿を描きました。今度のベイリーは、イーサンの義理の孫娘であり、歌手になることを夢見るCJとともに、優しい物語を紡いでいきます。このセクションでは、本作の見どころを4つのポイント。

【健気すぎる】愛犬が生まれ変わり、また会いに来てくれる… 理由は「君を守りたい」から! 穏やかで満ち足りた“犬生”を送るベイリーは、離れて暮らす幼いCJを心配しながら、ついに寿命を迎えることに。命の灯が消えるその瞬間、イーサンはベイリーにこう語りかけます。

「CJを守ってくれ。僕を幸せにしたように、あの子も幸せにしてやってくれ」。最愛の飼い主の願いを受けた愛犬は、再び“生まれ変わりの旅”に出発します。今度は、CJを守るんだ――!

前作と打って変わって、今回は“女の子の人生”にスポットライトが当てられます。CJの幼少期~青年期がシームレスに描かれるため、“人間ドラマ”への感情移入はさらに深く、感動の波はより大きくなっています。そして健気なベイリーの奮闘を見れば、「幸せは、犬と歩む人生にある」「死は別れではなく、次の旅の始まりなんだ」など、“希望”がとめどなくあふれ出てきます。

ベイリーは生まれ変わりを繰り返し、ついにCJと再会。そして図らずも、彼女の人生の幅を広げるきっかけになっていきます。

ペットの犬が人間の声でセリフを言うのも何だかなぁ~と感じましたがね、ヒロインのCJが小学生から高校生へと一瞬で成長している、ギターを結び目にした演出が素晴らしかったです。犬のお喋りが多いので、CJの弾き語りがあまり聞けなかったのが寂しい。

4匹の犬が、それぞれに可愛いいが、最初に登場するベーリーの芸達者ぶりには、舌を巻いた。イーサンに合わせて伸び々をするなど、ナチュラルな魅力で、犬が喋るというファンタジックな作品の世界観に驚きました。

同じ主人に尽くすために、生まれ変わって何度も「犬生」をやり直す健気な犬の冒険。とにかくも、語りべを演じる犬たちが魅力的だからだろう。

愛くるしいビーグルのミックス犬“キャバグル”や、大型犬の王様“アフリカン・ボーアボール”、宝石のように毛並みが輝く“ヨークシャー・テリア”など、個性豊かなワンちゃんたちが続々と登場です。

自分の尻尾を噛もうとぐるぐる回転したり、飼い主の帰宅に「そんなに跳べるのだ」と、驚いては喜んだりして。犬好きなら思わず笑みがこぼれる“たまらない”映像が、いたるところに盛り込まれています。

 

成長したCJは田舎町を飛び出し、夢をかなえるべくNYへやってきます。10代の淡い恋、母親との気まずい関係、生きるうえで突き当たる何枚もの高い壁。ベイリーは、輪廻転生を繰り返して、時に喜び、時に悩むCJに寄り添うなかで、やがて自身の“究極の目的”を見出していきます。

しかしながら、人間を愛するのが犬の人生の究極の目的とし、飼い主との約束を守るべく、輪廻転生を繰り返す健気な犬たちに比べて、人間の身勝手さには哀しくなってしまう。安楽死や交通事故など、人間の都合で犬たちが、死を迎える展開には涙でしたね。

行く先々での思いがけない交流、幼なじみ・トレントとの運命的な再会。さらに母と子、果ては孫と祖父母の関係など“家族の絆”を深めることにも一役買っています。「犬はペットではなく、絆をつなぐ家族」。そんな物語のメッセージが、ありありと浮かび上がってくるのが良かったです。

 

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