パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

新型コロナウイルス感染に類似していた映画「コンテイジョン」

2020年05月05日 | アクション映画ーサ行

最近世間を騒がせている新型コロナウィルス、2011年の映画で上映された「パーフェクトセンス」も作品とよく類似しているような、皆さんもブログに投稿していました。

2012年5月12日に投稿していた映画「パーフェクトセンス」と、2011年11月14日の映画「コンテイジョン」がありました。

「コンテイジョン」=blog.livedoor.jp/papikosachimama/archives/51882519.html

「インフォーマント!」のスティーブン・ソダーバーグ監督によるパニックサスペンス。謎のウィルス感染によって世界中の人々が命を落としてゆく中、それに立ち向かう人々の姿を描く。出演は「インセプション」のマリオン・コティヤール、「アジャストメント」のマット・デイモン、「プレデターズ」のローレンス・フィッシュバーン。
あらすじ:ベス・エムホフ(グウィネス・パルトロウ)は香港出張の帰り、夫のミッチ(マット・デイモン)が待つミネソタの自宅に向かわず、シカゴで元恋人と密会する。だが、ベスは咳と熱を発症しており、同じような症状の人間が香港、ロンドン、東京など各地で次々と亡くなっていた。その事件に疑惑を抱いたフリー・ジャーナリストのアラン・クラムウィディ(ジュード・ロウ)は、政府が伝染病を隠しているのではないかとブログで指摘する。

さらに帰国から2日後、ベスが死亡し、続けてベスの連れ子クラークも命を落とす。報告を受けた世界保健機構(=WHO)のドクター・レオノーラ・オランテス(マリオン・コティヤール)たちが、続いてアトランタの疾病予防センター(=CDC)が調査に乗り出す。エリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)の指示でミネソタに派遣されたドクター・エリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)は、感染が疑われる人々の隔離を実施。
カリフォルニア大学の医師が、コウモリと豚のウィルスが混ざった新種のウィルスであることを解明したが、現時点では治療法もワクチンもない。WHOはウィルスが48時間以内に世界主要都市に拡散すると宣告。ワクチン開発に全力が注がれるものの、ウィルスは変異し、恐るべき速度で感染拡大してゆく。

折しもネットでは、米仏が治療薬を極秘に製造しているとの噂が広まったことから、中国衛生部のスン・フェンが故郷の村人のワクチンとの引き換えとして、オランテスを拉致。任務途中で感染するミアーズ。恋人に極秘情報を漏らしてしまうチーヴァー。娘を家に閉じ込めるミッチ。それぞれが愛する者を守ろうとする中、アランは政府が有効な治療薬を隠していると主張。恐怖はウィルスよりも早く感染し、パニックを起こした人々によって、各地で暴動が勃発する。それぞれが選んだ決断は……?そして明かされるウィルスの発生地点とは?(作品資料より)

<感想>毎年のようにニュースになるウイルスの話題が、超リアルに映画化された。これって昨年、新型インフルエンザ(豚のウィルス)で大騒ぎして世界各国に飛び火して、ワクチンも中々製造されず、隔離病棟でひたすら待つ患者とか、年寄りと子供がかかりやすいということで、ワクチンが出回っても優先順位で私らにはワクチンが注射されるのは何時のことかとイライラした。
感染したら、たちまち死に至る新種のウイルス。最初の患者が出てから数日で、世界中に死者が急増していく。スティーブン・ソダバーグ監督が、旅行中に飛行機に乗って思ったこと。そう言えば旅行中に体調を崩す人が多いことを。それで公共の場における人間の無防備さを掘り下げてみようということからこのアイデアが生まれたそうです。

未知の伝染病の世界的流行=パンデミックの恐怖を、ウイルス感染者やその家族、医療関係者など、国籍も立場も違う人々のドラマを掘り下げながら展開していきます。何気ない握手や同じバスに乗り合わせるなど、ささいな接触で致死性のウイルスが世界中に拡大していく内容はリアリティ充分です。

そんな事態の中で、東京のバスの中で発症した男性の映像を、自身のブログにアップしたのを皮切りに単独取材を続け、一躍世間の注目を浴びるアランに、ジュード・ロウが扮している。このアランもこの事態を利用して金儲けを企み、「レンギョウを煎じて飲めば感染しない」なんて嘘の情報を流し、裏で特効薬に関する情報をネタに投資家と接触。ジュード・ロウが街中をビニールの袋を被ったような姿で映る。
ようやく開発された試薬も抽選されるなど、世界的危機が起こる中、人気ブログの危険な文章がウイルス以上に広がり、さらには恐ろしいパニックにと。街中はコンビニ、薬局、銀行など全てが破壊され、人間の恐ろしい様が描かれる。

マリオン・コティヤール演じる世界保健機関ドクターが、ウィルスの起源を特定しようと香港へ行くも、彼女は誘拐される。犯人の目的は彼女を人質にして、欧米を中心に研究が進むワクチンを手に入れることだった。中国の僻地へ連れて行かれるもワクチンと引き換えに助けられるが、渡したワクチンは偽物だったとは。

それにこの作品には豪華なキャストが大勢出演しているんです。マット・デイモンは妻と息子が感染して死んだのに、自分は免疫があるのか何ともないのだ。一度は隔離されるも、娘を守るため必死になる。それに米国疫病予防センターのローレンス・フィッシュバーンの指示で、感染者の多い地区へケイト・ウィンスレットを派遣するも、感染して死んでしまう。
勇気ある女性、厳重に管理されたラボで、ウイルスの分析とワクチン開発に全力を注いでいたジェニファー・イーリー。臨床実験も経ていない新薬を自分に注射してテスト。彼女には一刻も早く治療法を見つけたい個人的な理由があった。それは医者であった父親がウイルス感染患者だったから。

もうリアルすぎる描写で観客も静まりかえるし、発病や死の瞬間とか一番最初に感染して死んだグウィネス・パルトロウの頭部を切開するシーンなんて、ショッキングな映像を見せられて口あんぐりですから。
最後に感染源を明かされるシーンでは、細菌で汚染された手を洗わないで握手するとか、バーのグラスやバスの吊革など感染源もやたら強調されるので、観ていることからも身近な恐怖として迫って来る。風邪をひいている人が隣にいれば移ることもあるわけで、本作がとても恐ろしいのは、フィクションで有る一方そうした現実の可能性や、現実の科学に基づいているからでしょう。数日前から風邪をひいていたので、マスクをしての鑑賞。そういえば後ろの方で咳をしていた人が。外出して帰ったら手荒い、うがいをしましょう。(ブログ、「パピコと一緒にケ・セ・ラ・セラ」より転写)

 確かによくよく読んでみれば、新型コロナウィルスと類似している点が多々あります。こんな恐ろしいウィルス菌が、はじめは中国の武漢で実験のために開発したウィルスを、人間に感染させて、どのように世界に感染するかというような、そんな話を小耳にしました

確かに最初は中国の武漢が発線源であり、武漢には中国のウィルス医薬品の研究所もあります。中国は一切関係ないと言ってますが、本当にそうなんでしょうか。

日本中はおろか、世界中に広がり、ともかくいつまで続くであろうか、新型コロナウィルスの感染を防ぐためとはいえ、家の中に閉じ込められた生活は息苦しく、たまには外へ散歩にでも行きたいと思うのですが、朝早く(5時半くらいから6時半)に散歩に出かけると、結構早起きをして散歩に来ている人たちが多いのに驚きました。

夜もそうですね、薄暗くなってから車で近くのスーパーへ車を止めて置き、スーパーの辺りを歩いてまわり、その後に買い物をして帰るという日を1週間に3日くらいもうけました。これも本当はダメなのでしょうね。もちろんマスクをして、家へ帰ってからは、玄関で上着を脱ぎ外でほこりを払って、家の中へ入って手をよく洗い、口の中を嗽いして顔もあらって、やっとリビングへと家族のみんなと顔を合わせるという。

しかし、リビングでも、食卓でもテーブルでは、横に一列1メートル隙間を開けて並んで食事をするか、順番に時間差で食べるか、リビングでのTVを一緒に鑑賞とか、会話とかは最近は少なくなりましたね。

しかし、日本人はそういうことがあると、政府による予防法とか、外出禁止令、などで休業や店じまいをしたり、働く人々がこれからどうやって生活をしていけばいいのかなど。早くに新型コロナウィルスの新薬が発明されて、夏までには終息するようにと願うばかりです。

2020年劇場公開、鑑賞作品・・・39 アクション・アドベンチャーランキング

 

映画に夢中

トラックバックURL : https://koronnmama.exblog.jp/tb/31175450


この記事についてブログを書く
« 風の電話★★★・5 | トップ | パーフェクト・センス★★★ »

アクション映画ーサ行」カテゴリの最新記事