光と陰(かげ) | Kenaz光(ひかる)の占いブログ

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タロットや西洋占星術などの占いの事やスピリチュアルな事を書いていきたいと思います。







毎週 日曜日はスピリチュアルなメッセージを転載しています。








これも、わたし・・・

あれも、わたし・・・

それだって、わたしみたい・・・


もしかして、わたしは、

なんにでもなれるのかな?






あなたは、「自分の性格を変えたい!」と思ったことはありませんか?



ずるい自分を発見したときや、すぐ意地になってしまったり、見栄をはってしまったりしたときとか・・・。



私も自己嫌悪に陥るたびに、「いつも〈自分の好きな自分〉でいられたらどんなに楽だろう」と思って生きてきました。



自分の嫌いな部分が「陰」、好きな部分が「光」だとしたら、今の私にも「陰」はたくさんあって、しょっちゅう顔を出してきます。
その点は以前となんら変わりません。



けれども、自分が「立派でなければ、人から愛されない」という刷りこみから解放されて、「どうしようもないところがあってもいい」と思えるようになった点は変わりました。



そもそも、「強い」「弱い」、あるいは「慎重」「大胆」といった概念は、言葉は正反対でも、必ずひとりの中に存在するものです。
ちょうど地球の昼と夜に似ていて、一方に光があたっているときは、もう一方は陰になって見えていないだけです。



光と陰は一体だから、どちらか一方をなくそうとしてもムリでしょう?
人間もこれと同じで、ムリをすれば「いびつ」になって、性格はゆがんでしまいます。



大切なことは、「陰」の自分も「光」の自分もいることを理解して、どちらの自分も同等に受け入れることです。



両方のバランスをとって、状況に応じて自在に出し入れできるようになればいいんですから。




「性格を変える」というのは、別人になることではなく、「自分の扱いがうまくなる」こと。



「陰」の自分が出てきたら、「おー、相変わらず」「今だけだよ」といって苦笑しながら、客観的に見守っていればいいんですよね。



それでここ一番という大事なときには、勇気と集中力を使って「光」の自分を発揮し、「よくやった!」「これで大丈夫!」と思いきり自画自賛するんです。



そうすれば、あなたはもっとのびのびと、楽しく生きられると思います。
そして、そんな心の舞台裏を洗いざらい見せられる恋人や親友を作ることができれば、人生はますます愉快になれると思いますよ。






宇佐美百合子
「今のわたしを好きになる本」より転載









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