こんにちは！ (*^_^*)
自分らしくイキイキと充実人生を送りたいアラフォー・アラフィフ女性を応援する、ホリスティックライフアドバイザーの＊田浦ゆうこ＊ です。
アロマテラピートリートメントのとき
それから
アロマクラフトづくり（ルームスプレー、アロマ軟膏……）のとき
一番悩ましくて難しいのは
どの香りをどれだけ使おう・・・、ということ。
とくにアロマのお勉強を始めて
例えば検定試験を受けるために
基本30種の精油を覚えたての頃は
初心者のころよりもむしろあれこれ迷うようになりがちです。
その理由の一つには
精油の「作用」について知識を得たから、というのも
あると思うんですよね。。。
知ったから迷う、って？
意外に思うかもしれません。
確かに、精油（香り）には
それぞれに『主な作用』があります。
それを手掛かりに、精油を選ぶというアプローチも
ごく一般的でよく行われます。
だけど
『作用』という知識に頼りすぎると
ホントにその時必要な「香り」を探し当てるチャンスを
逃してしまうかもしれません。
実際に
私も初心者のころ
何回かアロマ軟膏づくりの時
ろくに香りを嗅ぎもせず（＝確かめもせず）
テキストにある精油ごとの作用の一覧表とにらめっこして
ブレンド（混ぜる組合せと量）を決めることも
少なくありませんでした。
できたクラフトは
悪くはないけど
とくに素晴らしいものでもなく
どっちかというと（いや、むしろ…）
“期待外れ”なこともありました。
しかも、
その“イマイチ”なブレンドをつくるという失敗を
何度もやらかしてしまうのです。
頭でっかちブレンドは
たいていの場合、ココロの深いところには響きにくい。。。
精油にはとても多くの種類の成分が含まれていて
“主でない”成分だってちゃんとはたらくし
ときに成分同士の相互作用だってある。
それをすべて把握するのは
無理、ってもんです。
なので
ホントに必要な香りにたどり着くには
一つずつ嗅いで確認して
組み合わせていくという
アナログなアプローチがいいのです。
サロン粋香では
香りの組み合わせを選ぶとき
気になった精油のフタを逆さに手に持って
（あるいは小皿にのっけて）
鼻の前でクルクル回します。
ちがうな、と感じたらら
一つずつ取り換えて、試してみる。
手間と時間がかかるように思うかもしれませんが
結局この方法が一番確実だし、
その結果にもスッキリ納得できるのです。
実際に精油を加えるときは
バランスを考え、実際に香りを確認しながら
滴数を決めていきます。
最初はどの精油も少なめから。
少しずつ加えては混ぜて、を繰り返して
“これだ！”と感じたところで止めます。
それが
安全性の目安となる1％濃度に対応する滴数と
一致することもあれば
それより少ないこともあります。
大事なのは
実際に「嗅いで」ココロが喜ぶ香りになっているかどうか。
楽しめる香りでなければ
わざわざアロマを（精油を）使う理由はないです。
理屈だけに頼って作った香りは
逆にストレスになってしまうかもしれないし
思うようなブレンドができなかったことで
気持ちが沈んでしまうとしたら、
それこそ逆効果ですもん 💦
そうそう
先日トリートメントにお越しのお客様が選んだのは
ローズアブソリュート と 柚子、そしてレモンでした。
当初、ご本人としては
いろいろ滞っているものをスッキリ流したい！と
おっしゃっていましたが
（その片鱗は「レモン」という選択に表れているようにも
思いましたが）
実際に香りを選んだ結果をみて
『（ローズや柚子を選ぶなんて）
アタシ、温まりたいんですね・・・』とポツリ。
その気づき、素晴らしいです！
自分の奥の方にしまい込んでいた気持ちに
ご自身で気が付いたのですね。
理屈や建前、「べき」ではなくて
ホントは自分はどうしたいのか
何がほしいのか
香りは、
自分自身との対話のきっかけにもなりますよ。(^^♪
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