皆さん　こんばんは！　不妊相談ひとすじ２５年　宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

 

まだまだ新型コロナウイルスの感染者は増えています。

　そこで、今日は、予防・対策のお話をさせていただきます。

 

　新型コロナウイルス感染症の予防対策

・マスクの着用（咳エチケット）

　咳やくしゃみで周囲にウイルスを拡散したり、飛び散ったウイルスを吸い込む「飛沫感染」のリスクを抑えられます。

咳や発熱のある人は、マスクをするのがエチケット。マスクは、取扱説明書の通りにつけ、鼻からあごまで覆って、隙間がないように着用します。

 

・手洗いを徹底する

　ウイルスが付着した手で、口や鼻に触れて起こる「接触感染」の予防につながります。

外から帰ったら、流水と石けんで丁寧に手を洗い、清潔に保つようにします。さらなる対策として、手洗い後に手指消毒用のアルコールを使うのもよいでしょう。

 

　飛沫感染を予防するには

１）人ごみを避け、マスクの着用

２）十分な睡眠

３）室内の加湿と換気

 

　新型肺炎の治療方法

　治療方法は、２月２０日の現時点では分かっておらず、有効なワクチンや治療薬もありません。

　そのため、感染した場合は対症療法で治療するしかありません。

　

　治療薬の開発も行われていますが、課題もあるのが現状です。

①回復した患者の血液成分には抗体があるとのことから、患者に点滴することによって回復傾向にあると中国では１０人以上に実施したとの報告がありますが、安全性の評価がされていないことと、一人から２～３人分しか作れないので、大量生産は難しいとのことです。

　そこで、国立感染症研究所と東京大学が、人工的に大量生産を計画していますが、これには手続きが必要で臨床応用に時間が掛かるとも言われています。

 

②エイズウイルスの薬を応用しようと国立国際医療研究センターで５人の患者に投与しましたが、タイではインフルエンザ薬と併用して投与しているとのことで、適切な投与のタイミングの見極めが必要かとされています。

 

　現時点では、致死率は２～３％程度と推測されていますが、今後の患者数の増加によって変わる可能性もあります。

ちなみに、中国のデータによると、年代別の致死率は３０代までは0.2％であるのに対し、60代になると3.6％、70代で8.0％、そして80代では14.8％になるのです。

重要なのは、高齢者や持病のある人に感染させないことと重症化させないことです。