皆さん おはようございます! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
あっという間に今日で一年の半分が終わりですね。今年の前半を振り返りますと、コロナのことばかりが思い出されるのは、きっと私だけではないと思います。
今日は、私が毎年6月30日と12月31日の夕方に必ず参加する行事についてお話したいと思います。
我が国では、古来より半年ごとに大きなお祓い【大祓】が行われていて、大宝元年のころから毎年6月と12月の晦日に全国の神社で行われています。6月の大祓は「夏越しの大祓」と言い、茅で作った輪をくぐってお祓いをする「茅の輪くぐり」の神事が恒例です。
「水無月の夏越しの祓いする人は、千歳の命延ぶと云うなり」
と唱えながら左→右→左と3回廻って、最後に正面に整列し、拝礼して無病息災を祈ります。
茅の輪の起源は、釈日本紀の備後風土記逸文に、神代の昔、武塔天皇が蘇民将来に「若し天下に悪疫が流行した際には、ちがやを以て輪を作り、これを腰につけておけば免れるであろう」と伝えた故事に基づいたものと言われています。参列者は、この茅を持ち帰り、家々の門口に差し、魔除けとする人も多数おられます。
「大祓の意義」について、このように書かれています。(宮崎神宮ホームページ参照)
意義 我が国では大昔より浄明正直を生活の基本として、代々受け継いできました。そこでは「祓」が最も大事な行事とされており、古くから大祓として夏と冬の年2回それぞれ行われる習わしとなっています。大祓は日々知らず知らずのうちに犯し、また他より受けた種々の罪穢を半年毎の大祓で心身を清浄化し、生活の安定と発展を祈るものであります。特に夏越の大祓は「陰湿生ずる時なれば病を恐る」と云うように今日のような医療の術もなかった上代においては、疾病の如きはすべて心身の穢から生ずるものと信じられ、祓を修し禍を除く為に大祓の行事が民間でも盛んになったと考えられます。
神社の大前に於いて祓い清めて、清々しい生命力を復活させるこの神事は、誠に意義深いものであります。
私も毎年、神社に行って茅の輪をくぐってお祓いをして清々しい気持ちになるのですが、あいにく今日は宮崎地方は朝から大雨警報が出ていますので、夕方までには雨が落ち着き行われるといいなぁと願っています。
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