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◯【Netflix映画:76点】ザ・ベビーシッター【解説 考察 :悪魔崇拝ティーンとの殺戮の一夜】◯

ザ・ベビーシッター

製作

2017年アメリカ映画

素晴らしき悪趣味スプラッター・ティーン・コメディ

監督

マックG
・チャーリーズ・エンジェル
・チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
・マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡
・ターミネーター4

キャスト

ジュダ・ルイス
・雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
サマー・オブ・84
・ザ・ベビーシッター キラークイーン

サマラ・ウィーヴィング
・レディ・オア・ノット
・スリー・ビルボード
・ガンズ・アキンボ

エミリー・アリン・リンド
ドクター・スリープ
J・エドガー
・エンター・ザ・ボイド
・リベンジ

レスリー・ビブ
・アイアンマン
・完全なる報復
・タラデガ・ナイト オーバルの狼

あらすじ

現代のアメリカ。
12歳のコール(ジュダ・ルイス)は冴えない。
イケメン予備軍の彼は運動が苦手でドジ。
力士風のいじめっ子に日夜嫌がらせを受けてて、
学校生活は最悪。
しかしコールには唯一の理解者で、
自身のお目付役として働いている女性、
ビー(サマラ・ウィーヴィング)と過ごす
時間があればどうでもよかった。
イケてる車に乗るビー。
一緒に過ごす時間もオタク趣味に理解もあり、
コールにとっては親友にも等しき存在。

それをコールの幼馴染で、
コールに淡い恋心を覚えている
メラニー(エミリー・アリン・リンド)は、
ビーがシッターの時間以外は、
コールの家で男を連れ込んで、
セックスしているのではないか?
体裁は良くても美人のビーが男遊びを
していないはずはない!と決めつける。

コールは両親が出かけ
夜の子守に来たビーと最高の夜を過ごすが、
彼は寝たふりをして、
ビーが自分が寝た後に何をしているかを覗見る。

ビーは同世代の友人、男三人女2人を家に呼び込み
お酒を飲んでいた。
それだけでもショックを受けたコールだったのだが、
その中にいた冴えない男をビーはナイフを用いて
狂気的に殺害する。

ビーを含む彼らは悪魔崇拝者だったのだ!!
特殊な儀式を行い、永遠の若さと命を
手にしようとするビーと彼ら。
コールの生き血を使うことで儀式は完成する。

コールの悪夢の夜はまだ始まったばかりだ!!

2020年10月18日 自宅Netflix鑑賞
2020年58本目




チャリエンの監督が描くティーン・スプラッタ!

Netflixにて鑑賞。
続編がNetflixにて配信開始され、
前々から評判が良かったので、
嫁が流し始めたので面白くて夢中になったので、
自分もしっかり鑑賞!!

以前もブラムスタジオ作品
『ハッピー・デス・デイ』の感想でも書いたが、
このようなティーン向けスプラッター映画は、
いっぱしの映画好きとして嗜む程度には好き。
でもなかなか出会えないんだよなぁ。

↓リンク↓
◯【75点】ハッピー・デス・デイ【解説 考察 :繰り返される死の誕生日】◯

そして今作『ベビーシッター』は、
思春期直前の
将来イケメンないじめられっ子の少年が、
愛する憧れの綺麗なお姉さんが悪魔崇拝者で
殺人儀式を自宅で行なっているのを知り、
自分が実はターゲットであったことを知り、
彼らとのサバイバル対決が描かれる。

俳優陣は著名な人こそいないが、
製作・監督は『チャーリーズ・エンジェル』2作で
スマッシュヒットと存在を確立させたマックG。

少々お下品ながらもアクション描写は心底ガチ!

若者の心を掴むのが上手いのか
海外ドラマシリーズ『TheO.C.』や
『スーパーナチュラル』など
女性にも受け入れられる作品を作れる
貴重な才能を持つ製作者。

バカでグロで青春

憧れだった女性に裏切られた主人公は、
自分の命を狙うイケイケのティーンエイジャーと
命の駆け引きを繰り広げるのだが、
なんともド低脳で面白い。

ビーの友人というか悪魔崇拝者がみんなバカ

わーわーうるさい黒人。
カルトっぽいオタクアジア人。
セクシーなバカ。
筋肉バカ!

his
バカばっかで最高

それなのに出てくるやつはそこそこ
恐ろしく殺戮され、血みどろ。

首チョンパはあるし爆死はあるし最高に悪趣味!!

his
悪趣味でゲラゲラ笑える

このやばい高揚感が
『チャーリーズ・エンジェル』を彷彿させる。

また筋肉バカに関してはなぜかいじめに対しては、
目的の永遠の命よりも立ち向かうことを優先

his
半裸で「いじめに戦え」とまともなこと言うのマジで笑える。

ネジ一本ぶっ飛んだ彼らが愛すべき奴らすぎて、
根本的になんの映画を見ているのか謎。

主人公より幼馴染の方が悲惨

一見殺戮の一夜を過ごすことになった主人公ですが、
実は悪魔っぽいビーさんは、
彼を本格的に殺す気はないという甘々な展開。
ビーさんが最後のボスとしてねっとり追い詰めますが、
そこに幼馴染のご近所さんが参戦。
しかし彼女、実際は主人公よりもかわいそうな境遇。

片親の彼女ですが、父親は自分よりも車の方が大事。
車を息子のように愛し、
ややネグレクト気味か?
むしろ性的虐待をしているような陰湿さもあって、
正反対なコールに惹かれていて、
2人のピュアな恋愛描写が、
さらに映画を盛り上げる。

序盤と後半の差がやばい

序盤のコールとビーのやりとりの淡い感じが、
それはそれで心地よくて、
この映画を何も知らないで見ると。
凄まじい血みどろ具合に驚くこと間違いなし。
前半のチャリエンのようなほのぼのさと
後半の血みどろギスギスなの抑揚が心地いいです。

手軽な映画として面白かった

配信系作品でも
広角を意識した映像もあって面白い。
そしてギャグもあり、
さらにはオタク向けな濃いネタの会話もある。
また序盤の車の運転の練習が伏線になったりと、
色々と凝った部分もありながら90分程度で
楽しめるという手軽な映画だった!!

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.5/10
・映像のアプローチ 7.7/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 8/10

77点

前回の『ハッピー・デス・デイ』同様。
続けて続編見ちゃいました!

his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

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