調子に乗って風呂場の改修工事もやってみた(2) | マキオカのネイチャーな日々

マキオカのネイチャーな日々

山梨県の牧丘に手作りの2区画だけのキャンプ場を作りました。

広い空には満天の星。
ティピィの煙突からはバーベキューのけむりと笑い声。
ハイジのブランコは空まで届きそう。

いるだけで気持ちが和んでいく。そんな不思議なキャンプ場から贈ります。

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

外壁塗装が終わって氣が大きくなり、さらに「残ったペンキがもったいないので何とか使いたい」というみみっちい性格により、風呂場の改修工事を決意したわたし。
ケチな根性は思わぬところに波及するものですな。

(我が家にとっては)お値段が張る床シートを間違えずにカットするため、風呂床の部分と出入口の下のヘリの部分の二種類の型紙をとり、慎重に切る。
風呂床の型紙はほぼ台形、出入口の下のヘリの部分は細長くて不規則な形をしている。

余ったシートを眺めながら「このシート、お高いんだからなんとか使い切ってしまいたい」という欲望がムラムラと湧き上がる。
そうだ、「トイレが結露のせいで出てしまったシミ、何とかなったらいいな」と思っていたんだった。
あそこに貼ろう。

床シートをカットし、トイレのビニールシートの上に試しに置いてみると、ふむふむ、いい感じ。
残ったシートといえば、ほんの数センチの切れ端のみ。
カットしたシートを全部浴槽の中にしまいながら「これでほぼ完璧にシートを使い切った」と満足しつつ、セメントパテを乾燥させるために、その日の作業を終らせた。

朝目が覚めた時も、風呂場とトイレの改装のことで頭がいっぱい。
「そうだ。トイレの結露は壁際の木の部分にも落ちるのだから、そこにも余ったシートを貼ろう」と急に思い立ち、浴槽の中から余ったシートの切れ端を取り出す。
「くっくっくっ、これでホントに完璧にシートを使い切った!」と、ほくそ笑みながら定規でサイズを測り、シートの端切れをカッターで切る。

切り終わった後、ふと、ある思いが頭に浮かんだ。
「あれ?そういえば出入口の下のヘリの部分のシートって、どこにあるんだっけ?」
手元のシートを見ると、見覚えのある不規則な形が。

・・・も、もしやこれって。
出入口の下のヘリの部分のシート・・なの?

ギャーッ!!
うそでしょおお!

やり直したくても、もうシートの残りは完璧に使い切ってしまったじゃないかあああっ!!
バカバカ!
わたしのバカ!!!

というワケで、せっかく型紙まで作って切ったシートを切り刻んでしまったわたし。
所詮素人の仕事なんだから、こんなこともあるよね。
くすん。

仕方ないので、付属の接着剤を床に塗り、切れ端を必死に繋ぎ合わせてくっつける。
お、な、なんとかなるんじゃ?

お高いのを我慢して買ったバスナシール(コーキング剤のくせに一本で買うと何と6000円近くする)をコーキングガンで充填し、さらにつなぎ目に塗り込んで誤魔化す。

ふー、やり切ったぞ!

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排水口もうまくカットできて、我ながら見違えるお風呂になった。
バスナシートは接触温熱感や衝撃吸収性に優れていると言われている。
これで入浴時のヒンヤリ感とさよならできるハズ。

トイレはシートを重ねただけでなく、レモンイエローとパステルグリーンのタイルを貼り付けてみたら、なかなか可愛い。

これが

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            ⇓
こうなりました。

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ついでに洗面台の横にも同じタイルを貼り付け、貰い物のタオル掛けをつけてみた。

これが

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             ⇓
こうなりました。

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おー、カッコいいじゃないですかあ!!

ミスをしても氣にせず、テキトーに誤魔化し、できるだけお金をかけずに楽しむ。
これが5か月近くリフォームに携わってきたわたしのモットーとなりました。

なんだかわたしの人生に通じるものがありますな。

つづく