吉田カバンのSNS広告詐欺と戦ってみた(1) | マキオカのネイチャーな日々

マキオカのネイチャーな日々

山梨県の牧丘に手作りの2区画だけのキャンプ場を作りました。

広い空には満天の星。
ティピィの煙突からはバーベキューのけむりと笑い声。
ハイジのブランコは空まで届きそう。

いるだけで気持ちが和んでいく。そんな不思議なキャンプ場から贈ります。

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。

去年のクリスマスのこと。
FBを眺めていると吉田カバンの広告に目が留まった。

【 半額セール 】会社成立80周年を祝い 最安値に挑戦★二つ目は2900円だけ★数量限定★送料無料★見た目以上の収納力 × 1 ¥5,900

FBの広告に載っていたのはPORTER のサコッシュ。
デザインがかっこよく、色も可愛い。

「二つ目が半額なんて、さすが80周年!吉田カバンも太っ腹なことをやるものよのう」と感心する。
「そうだ、iPadなどのタブレット端末やPCを収納できる大きさだし、ふんどし息子とムスコ(娘の夫)に色違いでプレゼントしたら喜ばれるね。たまにはよき母として姑として、このサコッシュをプレゼントしてあげよう!」と思い付いた。

喜ぶ二人の顔を想像しつつ、うきうきとしながらネイビーとブラックにポチっとクリックして情報を入力。
すると「ご購入いただきありがとうございました。あなたの注文の配送準備中です。商品を配送したら、改めてお知らせいたします。」との表示。

メールには、FBに載っていた写真と「【 半額セール 】会社成立80周年を祝い 最安値に挑战★二つ目は2900円だけ」という文字。
決済方法は、着払いとのこと。

ちょっとした違和感があったが「会社成立80周年を祝ったキャンペーンで申し込みが殺到するから、カードじゃなくて着払いなのかな」くらいにしか思わなかった。

この時、わたしは氣付くべきだった。
「挑戦」という文字が「挑战」になっていることを。

「吉田カバンから、なかなかメールが来ないなあ」と思いつつ年末年始を迎える。
配送前にメールがあると思いきや、1月10日、唐突に郵便局から着払いの品が届いた。

料金9130円を支払い、わくわくしながら包装を外すと。

な、なんじゃこりゃー!!

そこには、FBに載っていた写真とは全然違うモノが。
生地はペラペラ、縫製は雑、ボタンの色も違うし、挙句の果てはタグには「FASHON」の文字・・・。

        DSC_0891_convert_20200122164648.jpg

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ダマされたーーーーーーーーーーーー!!!

許せんっ!
わたしの、母として姑としての愛の氣持ちを、こんな形で裏切るとは!!

怒りに燃えつつ、以前送られたメールをチェックしてみる。

【会社概要】
当店の取り扱い商品は全て本物です。コピー品の取り扱いは一切ございません。
当店の商品は、海外正規代理店および国内代理店より仕入れもしくは、輸入している正規品でございますので安心してご購入いただけます。
なお当店取り扱いの商品は、全て新品でございます。
中古品、展示品なども取り扱いは基本的にございません。

え?
なにこれ?
注文した際は信用しきっていて読んでいなかったけど、これ、会社概要じゃないし。

しかも、わざわざ「当店の取り扱い商品は全て本物です」とか「全て新品でございます」「中古品、展示品なども取り扱いは基本的にございません」とか書くってどゆこと?
「基本的に」ってなに??

【重要なお知らせ】
(目立たない薄い色の文字で)
お使いのモニター種類、撮影場所やイメージにより実際の商品と色味が若干異なる場合がございます。
製品により多少の誤差が生じる場合がございます。
生産時期により、商品のタグ、ボタンなどまれに変更されている場合ごございます」(原文ママ)

やり方がセコイぞ!
重要ならしっかり普通の文字で書かんかい!

それはともかく「ごございます」って?
「多少の誤差」ってさあ・・・。
来た商品は「誤差」どころではない、全くの別物だったし# ゚Д゚)

全体的に、文章もなにやらたどたどしく拙い。
そしてインチキ臭いこと甚だしい。

で、返品についてはどうなっている?

【返品を受け付ける条件】
未開封・未使用のもので、商品ご到着後7日以内にメール連絡いただいた初期不良品のみお受けいたします。
不良品や当社のミスによる返品・交換は当社が送料・手数料を負担します。

ふざけんな!
開封しなければ不良品かどうかも分からないじゃないかっ!!

ぐぬう・・。
ネット詐欺にあわないよう氣をつけているつもりだったのに。
【 半額セール 】という文字に反応した自分が憎い・・。

いつもケチケチしているのは、こんな詐欺をする奴らにお金を渡すわけでは、断じてない。
100円、200円ならともかく、一万円近い大枚を「仕方がない。勉強代だと思うしかない」などと諦められるほど、わたしは物わかりのいい大人ではなーーーい!!

こんなカバン、捨てたい衝動に駆られるけど、そんなのダメ、絶対!
卑怯な奴らに返品してみせる!!

海千山千のおばさんを舐めるでないわっ!!!

鼻息も荒く、早速、臨戦態勢に入ったわたしなのでした。

つづく