CLANNADよりも泣けて感動するアニメ10選 第9位 かくしごと | 隠れ鍵っ子の泣きアニメの懺悔日記

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人には他人には言えない趣味があってもいいじゃないですか。社会的な地位、ご近所様に対する世間体。本当はそんなくだらないことにとらわれたくないけど、やっぱり気になるから人には言えない。だからブログで懺悔します。実はKeyで涙腺崩壊するのが趣味なんです。

CLANNADの「風子回」より泣けて・感動するアニメを紹介するコーナーです。

全力のCLANNADだと勝負にならないので通常回の「風子回」との比較です。しかし、通常回と馬鹿にしてはいけません。Keyの通常攻撃力はとてつもなく高く、「風子回」を見終わったとき滂沱の涙が流れていることでしょう。

 

今回は選定にあたりゲートを設けました2つの劇場版アニメよりも泣けて感動するかです。

ひとつは、Planetarian~星の人~。同時期に公開された君の名はに匹敵する高評価のアニメです

 

planetarian~星の人~

もうひとつは、こころが叫びたがってるんだ。泣きアニメの大御所の超平和バスターズの2作目です。

 

心が叫びたがってるんだ。

 

この二つより泣けるかが条件です。

 

そして、泣けて感動するは悲劇であることとハッピーエンドであることの矛盾項目であり、なかなか両立できません。しかし、この矛盾を克服するため、泣けて感動するアニメにはストーリー運びに王道があります。

 

1、最初に幸せな日々が続くこと。そして、いつまでもそれが続くと思わせること

2、しかし、不可抗力でその幸せは日々が突然終わり、不幸のどん底に陥ること

3、だけど、最後は想定外の展開でハッピーエンドに終わること。

 

この1と2、2と3の落差が激しい作品こそが泣けて感動するアニメとなります。

 

今回ご紹介するアニメはかくしごとです。

 

「あまりの反響に最終回がアンコール放送された」

「原作者がアニメを見て感動して『原作を超えた』といって最終回をアニメにあわせた」

といった逸話のある作品です。

 

あらすじは、

「下ネタ満載のギャグマンガを書いている主人公が小学生の娘が肩身の狭い思いをしないようひたすら職業を隠し続ける」

というギャグアニメです。

主人公の姫の巧みな追及をなんとかかわしていく笑いあり涙ありの作品です。

 

が、

 

最終12話で一変します。平和だった生活が終わり、離れ離れになる家族。そして、18歳の誕生日の贈り物の家の鍵。ここからの展開は驚きの連続で、見終わったとき滂沱の涙となります。

 

忠実に上記1、2,3の王道を守っており、1の幸せな日常がすばらしすぎるため2と3の落差が激しくなった作品です。

 

めぐろ川たんていじむしょの活躍もすざましく。友情物語としても逸品です

詳しくはネタバレ編で。

 

このアニメの見所のひとつはエンディングですね。大滝詠一の「君は天然色」をバックにパステルカラーのエンディリングは80年代を思い出します。そして、最終回を見るとなぜ君は天然色をEDに選択したかがわかり、この曲を聴いただけで泣けてしまうようになります。

 

TVアニメ「かくしごと」イメージアルバム feat.君は天然色

 

まだ見られていない方は動画サイトがおすすめです。

動画サイトU-NETはマイナーなアニメも配信しており、契約したけど見れないといったがほとんどないです。また、31日間は無料ですでのお気に召さなければキャンセルできます。

 

 

 

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ネタバレ編

 

「現代版ペリーヌ物語」

 

 

今までのどの作品とも傾向の違うアニメです。

 

最終話では姫はアパートに愛犬と一緒に父と離れて暮らしています。漫画家を辞め肉体労働にがんばる父。生活も困窮し目黒の家も手放さなければならないほどに。でも、姫には何の苦労もかけないでいました。

 

そして、18歳の誕生日、漫画を描くのをやめてしまった父の隠し事を鎌倉の家で知ることになります。

そして、自分の血筋も。母の事故も。

 

そして、父が眼を覚ます。しかし、再会した姫に父は冷たく言う「君は誰だ」。記憶喪失で娘を覚えていない。

他の人は覚えているが姫のことだけは覚えていない。

7年間の記憶がかけている。

 

父は「姫が心配だ会わせろ」と病院を脱走しようとする。そして18歳の姫に「姫の様子を見てほしい」といわれてしまう。

 

そして、終了した連載をもう一度書き出す。

 

そんなとき、めぐろ川たんていじむしょのメンバーが慰める。

 

「父が記憶が戻って大好きな漫画を取り上げるなら、このまま記憶が戻らなくてもいい」

 

「姫ちゃんはそれでいいの?」

 

「うん」

 

「それでよくなくなったらいつでも言ってね。めぐろ川たんていじむしょはいつでも依頼募集中」

 

折角意識が戻ったのに姫はひとりぼっち。

 

「ひとりっきりにさせてごめんね」

 

自宅で待っている犬にだきつき一人泣く。

 

病室で姫が父に向かって話をする

 

「漫画を描いているときの先生はとてもしあわせそうです」

 

「もし、ずっとこのままだったとしても、漫画を描いていられるなら先生にとってそれが一番幸せなことだよね」

 

なきながら話す姫。

 

「ちがう。一番の幸せは、俺が一番うれしいのは、姫が元気に大きく育つことかな」

 

ここで、逆転の一言。展開がぐるっと回り始めます。

 

姫は決意します。

 

ここで、姫はめぐろ川たんていじむしょを召集。

 

「おとうさん、私、わがままでだめな娘です。やっぱり、わたし、お父さんと一緒がいいです」

 

鎌倉の家から7年間の漫画を取り出し、それを父にみせ強制的に記憶を思い出させる。

 

徐々に思い出す父。そして姫を見つめる。

 

「おとうさん、私、18歳になりました」

 

ここで、パトラッシュの総攻撃が。ロクも混ざって攻撃してきます。

 

べただけど、とても秀逸な作品です。

 

 

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