4年間使ってきたiPhone6sが通話不調になってきたので最新の11に買い替えました。
デカいし3Dタッチ無いのが結構不便だけど防水になったのでナビとしては安心できるようになりました。
あとはカメラ性能が4世代分の進化を実感できますね。
6sはお世辞にもスマホで十分とは思えない画質だったけど、11のカメラなら特別な景色でなければスマホで良いやと思わされます。
特に常日頃持ち歩くスマホに13mm相当の超広角カメラが備わっているのは非常に便利。
超広角レンズはそうそう持ち出す事がないけど不意に画角もっと欲しいと思う事ありますからね。

で、台風が過ぎ去って天気は良かった日曜日に富士山まで試し撮りしてきました。


大きな爪痕を残して行った台風19号。
朝、関東の高速道路は全て通行止めだったので下道で行きます。
富士山まで下道で行くには、甲州街道、道志みち、R246が主なルートですが、甲州街道と道志みちは災害に弱いのでR246を選択。

出発して直ぐに、Vスト1万キロを迎えました。

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近くのスタンドで給油していこうとしたら開いてませんでした。
道路の懸念はあったけどスタンドの事は全く頭に無かった。
まぁ残量で200kmは走れるのでどっかで入れられるでしょうと走っていたら駒沢の辺りで開いてるスタンド発見。
満タンにしてしまえば500km走るので余裕です。

R246から小田原厚木街道の側道へ入って休憩。

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小田原厚木街道は通行止めで誰も走っていません。

走っている内に東名は通行止めが解除されてましたが下りの大井松田から先はまだ開通しておらず渋滞になってました。

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天気はめちゃくちゃ良いんですけど、道路は至るところでぐちゃぐちゃに汚れてました。

R246も足柄で一部通行出来ず迂回路へ。
迂回ルートが良く分からなかったので右往左往してしまいました。

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川は濁って激しく流れてます。

やっとの事で富士山まで辿り着きました。

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今年の冠雪はまだで真っ黒な富士山。
こんなに黒かったっけ?

富士スカは走れるようなので行ってみます。
演習場あたりは砂利が路面に積もってオフロードになってました。
カーブまでそんな状況ならとても走れなかったけど少し上っていくと落ち葉が溜まってる程度だったので気をつけて走っていきます。

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御殿場口に着いたら頂上は隠れてしまいました。
普段であれば1時間半は早く着けてるから雲ひとつない富士山を拝めただろうになぁ。

しかし富士山の周りには雲がなく、澄んだ空気で遠くまで良く見えます。

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相模湾から三浦半島とその先の房総半島までハッキリと見えました。
いつも五合目からの下の眺めは雲ばかりだったので、これだけ下界が見えるのは初めて。

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相模湾は相模川から流れてきた濁流で半分茶色くなってました。

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自衛隊がアンテナらしきものを立てて何かやってたけど何やってんだろ。

上は雲被ってるけど、とりあえず富士宮口まで行ってみます。

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上へ行くにつれて路面はどんどんマシに。
それでも落ち葉が溜まってたり太い枝が転がってたりするので慎重に走ってると後ろからWRか何かのオフ車に乗った奴が近づいてきました。
ミラーで確認して接近したら譲る気でいましたが、やたら接近して片手ブラブラしながらおちょくってる様な態度を取るので、そんな輩には譲ってやらん。
これも立派な煽り運転でしょ。抜きたければ勝手に抜いてけ。

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富士川と三保の松原。
台風のお陰なんてとても言えない状況ですが、そうそう巡り合えない天気。

しかし上は全く見えません。

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丁度雲の高さに居ます。
そんなに風は強くないけど目まぐるしく雲が動いてるので増えたり減ったり忙しない。

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日が差してきたので五合目の紅葉具合が分かりました。
良い頃合いですね。

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裾野の草原と箱根が見えます。
大涌谷って見た事ないんですが、まさか富士山から見る事になるとは。

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写真撮ってたら頂上が顔出してくれました。

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日差しも安定して、ちょっと寒かったけど気持ちいい体感に。

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駿河湾を一望。
ここから見ると日本って小さいなと感じます。

水ヶ塚公園まで降りてくると、富士山は朝の様にくっきりと見えるようになってました。

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大崩れの迫力があります。

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いつか宝永山にも登ってみたいな。

ここまでスマホ写真は殆ど使ってないんですが、ここで普段使ってるカメラと撮り比べしてみます。

まず、下の写真はオリンパスのミラーレスで撮った物。

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20mmF1.8です。
ほんのり富士山がボケてバイクが立体的に写ってます。

で、次がiPhone11のポートレートモードで撮影した写真。

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ポートレートモードは被写体の輪郭を検知して背景部分を認識しソフトウェアによる加工で背景ボケを演出してくれます。
パッと見は中々自然で良く見えますね。

ただし、拡大してじっくり見てみると・・・

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正確に輪郭が検知できてない部分があったり、内側にある隙間部分はボケて無かったりとソフトウェア処理の限界を感じさせるところがありました。

バイクの様な複雑な形状だと厳しそうです。

でもSNSのようなマジマジと見られることが無いところに上げるのであれば然程問題ない気もします。

それは置いといても拡大してこれだけ綺麗に見えるのはiPhone6sと比べたら大きな進化。

つづいては広角比較。

まずはiPhoneの標準画角。
焦点距離27mm相当らしいです。

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立ち位置は変えず、建物を真ん中に捉えて撮り比べていきます。

続いてはNikonの一眼レフで手持ち最広角の20mm

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iPhone標準画角より7mm広角になり、写る範囲は結構広がってます。
お気に入りのレンズですが使う機会は殆どないです。

次はマイクロフォーサーズのオリンパスで今年手に入れた7.5mmのマニュアルレンズ。
フルサイズ換算にすると15mmで上の20mmより更に5mm広角になります。
手持ち機材で最広角。

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15mmというと相当広角です。
おまけにこのレンズはかなりコンパクトなので使わないにしても取り敢えず持ち出す事は多くてお気に入り。

さて、iPhone11の超広角はこれよりも更に2mm広角な13mm相当の画角。

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15mmでは少し見切れてた左の車が後部までしっかり収まってます。
13mmの画角となると一眼カメラでラインナップされてる超広角と比較してもトップクラス。
離れて撮れない室内でも殆ど困らないでしょうし、大きな建造物も大抵は収まる気がします。
これで入り切らないものはスッパリ諦められるレベル。(スマホの場合更にスイングパノラマがありますが)


画質はスマホレベルなので妥協になりますが、広角写真の場合はまず撮りたいものがしっかり収まることが重要なので保険としていつでも持ち歩くスマホで撮れるのは非常に便利。

スマホで十分という意見を良く見るけど、確かに馬鹿に出来なくなってきてます。
今年中にアップデートで提供されるデープフュージョンという複合合成で高解像の写真を作り上げる機能にも期待が高まります。

一括で買ったので高かったけどカメラ機能に関してはほぼ満足です。
使い勝手はなかなか慣れそうにありませんけど。


水ヶ塚公園のレストハウスで食べた富士山ソフトは上がバニラで下は水色のラムネ味。
休憩しながらどうやって帰ろうかと通れる道を調べでたら上りの東名は通ってるので御殿場から高速で帰りました。

最近ETCの読み込みが不安定で高速の出入りが不安です。
今回も出る時ひっかかってしまったし。
本体ケースって分解して掃除しても良いんだろうか。

道中が普段より大変だったけど綺麗に富士山見えて良かったです。
最近残念な事があったけど富士山見るとどんな時でも落ち着けます。
富士山は偉大ですね。



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