毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ
【人を憎まないために】
生きていると、人から言われたこと、された行為で、相手を憎みたくなることがあります。
悪口を言われた…
騙された…
責任転換された…
無責任な行為をされた…
侮辱された…
恥をかかされた…
ケンカをした…
被害に遭った…
原因はあげればきりがありませんが、人同士のトラブルなのかもしれません。
本日は、「人を憎まないために」というお話です……。
人を憎むことで、
悔しい…
仕返しする…
恨んでやる…
このような感情が湧いてきます。
しかし考えてみると、
相手によって自分の感情が乱されていることになります。
そして、その感情の乱れはいつまでも続きます。
憎い相手から一度だけ感情を乱されたのではなく、憎んでいる間は毎日毎日ずっと乱され続けるのです。
これでは憎い対手に乱されっぱなしの状態になってしまいます。
わたしは、このように考えます。
「憎むことは自分が損をする」
人を憎むことで心が乱れてしまい、
「心の乱れは、エネルギーとなり体から放出され、その場の環境を乱してしまい、自分にとってマイナスになる」
と考えています。
だからわたしは、人を憎みそうになった時にこんなオマジナイをして自分に言い聞かせるのです。
「善いことも悪いことも人にしたことは全部自分に返ってくる」
人をいじめれば、いつか自分も他人からいじめられる…
人を苦しめたら、いつか自分も他人から苦しめられる…
仕返しをしなくても、憎まなくても、その人の行為は天罰となり、自分に返ってくるということです。
わたしは、実際にこの事は現実に起こると強く信じていて、独自の言い方で、
「ブーメランの法則」
と言っています。
このように考えると、人を憎まなくなります。
人生の大切な時間を嫌な人に乱されるのはまっぴらごめんです。
信じるか信じないかは人それぞれですが、臨死体験した人が臨死体験することで自分の人生での生き方に気づかれたことがあるそうです。
その一例をご紹介しましょう。
『生きがいの言葉』飯田史彦著 PHP研究所より
<臨死体験者の証言>
「そこには、人を傷つけてばかりいた私の姿がありました。そして、私が傷つけた人たちが、今度は別な人を同じように傷つけている姿がありました。この被害者の連鎖は、ドミノ倒しのように続いていって、またふり出しに戻ってくるのです。そして最後のドミノは、もともとの加害者である私だったのです。ドミノの波は、向こうへ行ったかと思うと、また戻ってきます思わぬところで、思わぬ人を、私は苦しめていました。心の痛みが、耐えられないほど大きくなっていきました」
何を信じるかは自分次第ですが、
わたしは自分が良くなるため、成長するのであれば、素直に信じたいと思っています。
本日は、「人を憎まない考え方」というお話です。