毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ

【知れば知るほど知らないことが増えてくる】

 

 

人生は、様々な学びや気づきがあるものです。
その中でも重要な気づきがありますが、特に重要だと思うことがあります。
わたしにとってその一つが、
「自分のことを自分が知っていなかった」
でした。

 

本日は、「知れば知るほど知らないことが増えてくる」というお話です……。

 

 

自分のことは自分が一番知っていると思っていたのですが、そうではなかったのです。

自分を知らないということに気づいた時はショックを覚えましたが、素直に受け入れました。

 

 

今から考えると、そこから多くの気づきがはじまったように思います。

その一つが、「自分の無知さ」でした。

 

16世紀に活躍した哲学者のモンテーニュは、“無知”について述べています。
モンテーニュは、知識が増えれば増えるほど、自分の無知に気づくことを発見しました。
モンテーニュのエッセーにこう書かれています。
「無知には、知識の前の初歩的な無知と、もうひとつ、知識のあとにくる博学の無知とがある」

 

 初歩的な無知とは、何も知らない無知。
 博学の無知とは、何かを知ることにより、新たに知らないことを増やした無知。

 

知らなくても無知、知っても無知になるということです。

 

人間は完全なる知識を得ることができないのかもしれません。
限られた中でしか知ることができないようです。
だから、新たなことを知ることにより知らないことが増えてくるのでしょう。

 

 地球を知れば、地球の疑問…
 月を知れば、月の疑問…
 宇宙を知れば、宇宙の疑問…

 

人間は一生涯学ぶことが必要なようです。

 

 

本日は、「知ることの大切さ」というお話です。