毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ
【わたしの生き方の方針~人生の羅針盤~】
先日のことですが、講演会の後に、40代の女性から質問がありました。
その女性は自分の生き方を探していました。
「生き方で、これといって大切にしていることはありますか?」
この意味は、
“生き方の方針”と言いましょうか、人生を生きるために、自分なりに気をつけていることや大切にしていることとは何か?
という意味でわたしは捉えました。
そこでこのように答えました。
「大切にしていることはいくつもありますが、それを要約してまとめると4つの柱があります」
一つ目の柱は、『希望を持ち目的をつくる』
二つ目の柱は、『価値あることを追究する』
三つ目の柱は、『人生で起こる全ての事は、意味があると捉え、すべてを受け入れる』
四つ目の柱は、『当たり前のことなど何もない』
一つ目の柱
希望は生きるエネルギーの源であり、すべてのはじまりは希望からであり、そこから目指す目的が生まれる。
二つ目の柱
これでいいなんてことは何もない。もっと価値のあることを知りたい、価値あることをやりたいという気持ちを持ち続ける。
三つ目の柱
起こる不運な出来事や失態や失敗など、悔んだり、悲しんだりしてもどうすることもできない。すでに起きてしまった過去の事で、どうすることもできない事であり、仕方ない事である。それを振り払い、すべて学びにして成長に繋げる。
四つ目の柱
感謝を忘れないということ。感謝を忘れると、自惚れ、傲慢になり、人を大切にできなくなる。
職業を持ち働けて当たり前…
家族が居て当たり前…
健康であって当たり前…
生きていられて当たり前…
当たり前のことなど一つもなく、いつまでも続けられることではない。
だからいつも感謝できることを心がける。
これがわたしの“生き方の方針”です。
まだまだ補足したいことはありますが、日頃よりこの4つの柱を大切にしたいと心がけています。
人にはそれぞれの“生き方の方針”があると思います。
自分で決めた“生き方の方針”が人生を形成する基盤になるでしょう。
だから、しっかり考え、自分の中に置いておきたいのです。
どう生きる?
どう生きたいか?
どうすればいいのか?
生きるために大切な事は何だろう?
と、さんざん考え悩むことからはじめました。
自分の生き方の方針を決めるには、まずは、
「問題意識を持ち」
「答えを探そうとすること」
からです。
わたしはそうして自分なりに4つの柱をつくりました。