愛すべき交番の思い出 | スウェディッシュマッサージ資格スクールオーナーセラピストTakaのブログ

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大阪でまた恐ろしい事件があった。

交番の巡査が襲われ、拳銃を奪われた。

犯人は捕まったが巡査は重体とのこと。

 

10年前に書いた私のブログを思い出す。

日本の交番システム、すばらしいと思います。

愛すべき交番のおまわりさん達、くれぐれも気を付けてくださいね。

 

<以下10年前のある日のブログ>

夏本番の暑い日、免許の更新に行ってきた。

私は優良ドライバーだったので、警察署での更新手続きだった。
普段は降りない○○駅に降り立ち、プリントアウトした地図を見たがどうもピンとこない。
暑い中を路頭に迷うのも嫌なのですぐに交番の巡査さんに道を尋ねた。

 

「あの~、すみません。○○警察署は・・・?」

 

40代後半と思われる巡査はが話し終わる前に笑顔で答えてくれた。

「○○警察署ね。いいですか?この道を真っ直ぐ行くとマクドナルドがあります。そこを右に曲がって30m行くとY字に分かれる道があります。そこを左に行ってください。すぐに信号があるのでそこを左に曲がってしばらく行くと左側にあります。」と、とっても丁寧に優しく終始笑顔で教えてくれた。
「ありがとうございます。」暑さも忘れて自然と
も笑顔になった。
歩き始めた
に巡査の明るい声が飛んできた。
「ゆっくり歩いても10分くらいかな。暑いからお気をつけて。」

は笑顔でその言葉に応えて歩き始めた。
ふと、最後の巡査の一言が胸に響いていることに気付く。

「暑いからお気をつけて。」

なんて美しい言葉なんだろう。
サービス業のプロでさえ中々言えない言葉を思いがけない瞬間に耳にした驚きと、巡査の人間性に
の心は癒された。
巡査の仕事は道順を説明して終わりでいい。
しかし、巡査はその後の暑い中を歩いていく
を思いやってくれた。
そう、それこそ正に想像力だ。
すべての人間関係に必要なもの。
そんなコミュニケーションの本質を巡査は思い出させてくれたのだ。


は警察署に向かう道すがら、一つだけ後悔をした。
そう、「お巡りさんも暑いけど頑張ってください。」って返せなかったことを・・・

 

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