「 フェラーリ F355 アライメント調整 」 です

 

自分 「 フェラーリ 」 を 初めてセッティングしたのも

 

試運転したのも ・・・・・ この 「 F355 」 でした

 

「 始めて ” スーパースポーツというもの ” を試運転した 」 のは

 

「 964ターボ 」 だっだったのですけど

 

この時は 「 ポルシェは 速い 」 っていうのをあちこちで聞いてて 、

 

自分に 先入観としてあり

 

乗ってみると ・・・・・ あれ ? ・・・・

 

遅くはないけど ・・・・

 

「 驚くほど 速い 」 って訳では ないんだなあ ・・・・ でした ( 笑 )

 

なぜかというと この時

 

「 国産チューニングカー全盛期 」 で

 

「 600PS の GTR 」 とか

 

「 480PS の シルビア 」 、 「 500PS の FD3S 」 

 

「 600PS の コスモ 」 ( これは 速かった ・・・・ )

 

等々 群雄割拠してて ・・・

 

ポルシェは 「 996がデビューして 」 

 

964は 「 2 モデル落ち 」 で 

 

パワーは 「 330PS 」 ( 無論 ノーマル )

 

で 「 比べる方が 間違ってる 」 んですけど ・・・・

 

「 自分の中の ポルシェへの妄想 」 ( 爆笑 ) が凄くて

 

あれ ? ・・・ となりましたが ・・・・

 

フェラーリに関しては これが 「 逆 」 で

 

聞いていたのが

 

「 カッコばっかりで 凄く 遅い 」 とか

 

「 全然速くないのに やたら壊れる 」 とか ・・・・

 

過去にも 自分 「 中山サーキット 」 を走っていた時

 

「 328 」 が 来てたことがあり

 

わ ~ すげ ~ 「 フェラーリ 」 だあ !

 

と 興味深々で 見ていましたが

 

タイムは 当時 自分が 乗っていた 

 

「 A175 ランサーターボ 135PS 」 と 大して変わらず

 

数周すると 「 オーバーヒートして 冷却水を噴き上げていた 」 ので ・・・

 

なんとなく 「 骨董品のようなもので 無理しちゃいけない車 」 

 

なのかなあ ・・・・ って イメージを抱いていました

 

なので 、初めてのフェラーリ 「 F355 」 は

 

速い !!!、 レスポンスが凄い !!、「 めっちゃいい音する !! 」

 

と 感動でした ( 懐 )

 

これ 「 ノーマル 」 だよなあ ・・・・ ( 凄 )

 

少なくとも 「 当時のノーマルの国産車 」 では

 

太刀打ちできるような車では無かったです

 

特に 「 当時の日産スポーツ 」 は

 

「 チューニングすりゃ めちゃ速くなる 」 んですけど

 

ノーマルは ・・・・ わざと封印してあるの ?

 

って 感じでしたから ・・・

 

自分にとっての 「 フェラーリとのファーストコンタクト 」 は 

 

「 イタリア人 凄ぇ 」 でしたわ ( 笑 )

 

自分が 以前 勤めていた 整備機器輸入会社 も

 

「 イタリア製 」 が 多くて  

 

仕事で、イタリア人と 絡む機会も まま 在り ・・・

 

そのときの イタリア製 工業機械 のイメージは

 

全般的に 「 発想は良いが 細部の詰めが甘く 壊れやすい 」 でした

 

けど フェラーリは 

 

同年代の他のイタリア車と比べても

 

やはり 高価なだけあり 「 造りは丁寧 」 ですわ

 

まあ 「 同年代の日本車 」 の様に

 

「 絶対 ! ぜ ~ ったい 、 何が起こっても ” ぜ・っ ・た・い・に ” 壊れないように  」

 

ほどの こだわりではありませんけどね ~ ( 苦笑 )

 

で、 この子は ・・・・

 

 

「 タイヤ 、ホイルを 交換後 ハンドルセンターが ずれて 安定感が 落ちた 」 ので

 

御入庫です

 

受け入れでの試運転 ・・・

 

うん 、安定性は まあまあ で 状態は そう 悪くはないなあ

                    ステアリングセンターは かなりずれていますね

                                                     けど 全般的には 好印象です 」

 

じゃ やろかあ

 

 

実は 自分 「 新車 」 を 知っているのは 

 

この 「 F355 まで 」 なんですわ 

 

独立したときは もう この 「 F355 」 は 

 

モデル末期で 「 F1マチック 」 が 出るときでしたね ~

 

なので 自分 「 348 、 328 以前 」 は 新車の状態を知りません ( 汗 )

 

この 「 F355 」 以降は 新車も 相当数やりましたけどね ~

 

今 、いろいろいわれている 「 内装のベタベタ 」 も 

 

新車の時は 「 ちょうどいい艶消し感 」 が

 

「 上質な高級感 」 を 醸し出していました 

 

 

この子も 始めてやった時は

 

リフト 何処に掛けたらいいんやろ ???

 

と ウロウロしたのを 思いだします

 

 

 

まあ 今は ・・・・

 

少なくとも 「 355 だけでも 2ケタ後半くらい 」 は 

 

やったと思うので ・・・

 

 

スムースに ・・・・

 

 

これも 外さなきゃいかんので 閉口しましたが ・・・・

 

今となっては

 

「 フェラーリの中では 凄く つけ外ししやすい 」 モデルとなりました ( 苦笑 )

 

 

この辺は ・・・・ いつもと変わらず ・・・

 

 

なんか これやると ・・・・ 慣れてて ・・・・ ほっとする ( 笑 )

 

 

測定して

 

 

数字を 診てみると

 

なかなか 上手くやってありますが

 

355は 「 ちょぅっと めんどくさいところ 」 が在り

 

そこは 上手く 避けていますね ~

 

うちが 過去に手を入れた車なら

 

ほとんど そこは 「 済ませてある 」 のですが

 

この子は ・・・ 「 まだ やっていない 」 ので

 

まず そこから手を入れてゆきます

 

 

頑張って ・・・・

 

 

ばらしたら ・・・・

 

固着防止剤 塗って 組みなおしてゆきます

 

うちの場合は この子が 5年後 、 10年後 に また

 

「 オーナーが 変わっても うちに御入庫 してくる 」 ってことが

 

ままありますので

 

「 10年後のために 」 対策しておきます

 

また この子そのものは

 

たぶん 「 自分たちより よほど長生きする 」 ので

 

( おそらく フェラーリは 事故なきゃ 100年生きますね )

 

後世の人に笑われんように ( 笑 )

 

頑張りましょう

 

 

挙げてみたり ・・・・

 

 

降ろしてみたり ・・・・

 

いろいろ 手を入れてゆきます

 

 

一通り 済ませて 試運転 ・・・・

 

ちょこちょこ 修正したら 終了です

 

有難う御座いました 

 

また 宜しく 御願いいたします ( 多謝 )

 

にほんブログ村 車ブログへ