エンジニエレと師匠と私でカフェやお茶を飲むときにどんな器を使うと美味しく感じるか?という話になった。
私と師匠は器によって味が変わると言うとエンジニエレは味は変わらないと言う。
私も師匠も薄い器で唇に当たる感覚が変わると味が変わると言うのに対し、器が変わってもカフェやお茶自体の成分は変わらないから味は変わらないと言うエンジニエレ。
彼はエンジニアで化学などもたくさん勉強したから理屈だけはうるさい。
めんどくさいやつ。
でもさ、人間が美味しく感じるのって単なる味付けだけでなく、食感、香り、そして見た目などあると思うの。
食感は同じ食材でも切り方によって食感が違うと味が変わると言うか、違ったものを食べている気になる。
舌や唇に当たる器や箸、フォーク、スプーンによっても私たちの感じ方が違うと思う。
お出汁自体は味はないけど香りがあることで味を引き立てるでしょう?
それと適当に盛ったものと綺麗に飾り付けをして盛ったものではまた雰囲気が変わり色に対する楽しみも変わると思います。
だからどんな状況でどんな食材をどんな切り方で、どのような器で食べたかで同じお料理を食べても味や感覚は違うんだろうなと私は思います。
エンジニエレは同じだって言うけどさ。
そんなこと言うエンジニエレでも大きめの分厚いフォークやスプーンで食べることを嫌います。
主人の父は大きな厚めのフォークやスプーンを使うのが好きで我が家にもいまだに父が使っていたものがあるのですがそれを出すとエンジニエレは違うフォークやスプーンで食べたいと言います。
大きな塊の鉄が口の中に入るのが嫌なようです。
でもそれって私と師匠が薄い器でカフェやお茶を飲む方がおいしいと言うのと似た原理だと思うんだけどね。
イタリア人がバールに行って好きなカフェを選び、器もxxxがいいって指定するお客さんがいます。
例えばカフェラッテをミルクはちょっと暖かいくらいでグラスに入れて!とか注文が細かいのです。
みんなそれぞれ好きな飲み方があるからバリスタにうるさい注文をしてバリスタも慣れたものでそれぞれの注文通り出すのよね。
ただカップに入れてもらうだけでなく好きな器で美味しく飲むというのは私は師匠だけでないのだ!
どちらかというとエンジニエレの言い分の方が弱い気がするのですが。。。
どうなんでしょうね?
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