たくさんの皆さんの被災地への思い。支援物資を託すという形で福岡市へお届けいただき、本当に感謝の気持ちで胸がいっぱいです。


朝9時から福岡市役所1階ロビーで受付をスタートしましたが、たくさんの方に支援物資を届けていただきました。
 

そして車の方は、空港近くの月隈収蔵庫へ、朝からたくさんの方に支援物資を届けていただきました。
 

朝10時のスタートからの2時間で月隈収蔵庫に届けていただいたマスクだけで、なんと8万5500枚!

 

皆さん、本当にありがとうございます。

 

まだ被害の全容が把握できていない地域も多く、必要物資の受け入れ態勢が出来ていないところがほとんどです。被害範囲も現在進行形で、今後も大雨が予想されているので、現地でもニーズを把握できていない状況です。
 

そのような状況ですから、福岡市はまだ郵送で全国から物資を受け付けるということはしていません。
 

現地のニーズ、受け入れ態勢、諸々が整った上で、市民の皆さんにお願いできることがあればハッキリとお願いします。

 

また、遠隔地からご支援いただける方は、福岡市では被災者への義援金をお願いしています。

 

口座振込
* 振込先
* 福岡銀行 福岡市庁内支店 普通預金 1064283
* 西日本シティ銀行 天神支店 普通預金 3164276
* 口座名:両銀行とも「令和2年7月豪雨福岡市義援金」
* 手数料:それぞれの銀行の本・支店窓口からの振込手数料は無料
* ※各窓口で,「義援金なので,振込手数料は免除で」とお申し出ください。
* ※上記以外の銀行からの振込,及びATM・インターネットバンキング等で振り込みを行った場合,振込手数料が免除となりませんのでご注意ください。
* 受付期間:令和2年7月7日午後3時~12月28日(月曜日)

また、支援物資のお願いは12日日曜日まで行っています。

車の方は、福岡空港近くの月隈収蔵庫(博多区月隈1-13-17)です。
 

ドライブスルー方式でお受けさせていただきます。
 

朝10時から16時まで。

 

ただし、車が使えない方もいらっしゃると思いますので、
 

サテライトとして福岡市役所の一階ロビーでも支援物資をお受けしています。
 

こちらは、朝9時から19時までです。同じく12日日曜日までです。

 

そして大事なことは、
 

現段階で福岡市が提供をお願いするのは、以下の5種類のみという点です。

①マスク(使い捨てタイプで未使用の市販品)
②タオル
③ウェットティッシュ
④体拭きシート(ウェットタオル)
⑤栄養補給ゼリー

この5種類以外のものは受け取りをお断りさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
いずれも未開封で、賞味期限内のものに限らせていただきます。
 

種類ごとにダンボールに分けて、数量がわかるようにして持ち込んでいただけると大変助かります。

 

そして、九州の被災地に拠点を置き活動するNPO・ボランティア団体の中で、マスク、バスタオル・フェイスタオル、体拭きシート、栄養補給ゼリーを被災地に運んでいただける団体に、集まった支援物資の提供を始めます。
 

明日から受付を始めるので、福岡市のホームページをご覧ください。

 

さて、現在、大牟田市では福岡市の災害廃棄物処理支援チームが災害ごみの仮置き場などで活動しています。福岡市で布団や畳などを処理します。
 

また芦北町で給水活動を行ったり、朝倉市には早速マスクや水をお届けしました。
 

日田市へは水のほか、飲料水給水袋の在庫がないようでしたので、福岡市から支援することになりました。
 

久留米の大久保市長さんには電話で農業被害などの状況をお伺いしましたが、福岡市への要望事項があれば、広域支援の枠組みとは別に直接ご連絡いただくことになりました。

 

まだ梅雨明けまではしばらくかかりそうですし、天気予報も変化しています。気象情報にはそれぞれ十分注意していただき、福岡市LINE公式アカウントや高齢者や障がい者のためのFAXサービスなど、福岡市の公式情報で災害情報や避難情報などをしっかりチェックしてくださいね。

 

福岡市長 高島宗一郎