昨日は2軒だったが、今日は17軒の檀家さんのお宅を回った。朝9時に三和タクシーが迎えに来た。それから11時までの2時間、棚経をした。午後は1時から3時までで終わった。タクシーは清算してお仕舞。

夕方の約束の方がいらしたので、5時に家を出て、伺った。

新盆の方が殆どだが、希望者も何人かいらした。

新盆は49日忌が過ぎて、最初のお盆を迎える方が新盆になる。

全檀家のうち故人のいらっしゃるお宅すべてに回っていた昔と比べると棚経に伺うお宅はずいぶん少なくなった。その頃は一日に50件60軒と廻っていた。最高記録は70軒と言うのがあった。分梅など隣りからその隣と言う感じで続いていたので移動する距離がなかった点でも違っていた。8月1日盆では、妙光院さんの手伝いで出仕した。一緒に回ったお仲間がいた。5,6人の方と一緒に回った。懐かしい方たち。

今日廻った新盆のお宅の故人には皆それぞれの思い出がある。それぞれの人生は、まさに人生ドラマ。親しくしていた方たち、お世話になった方たちが居なくなる寂しさ。求められて伺ったお宅で久しぶりにお会いした方がいらした。あんなに元気だった方が、お身体がすっかり弱っていた。時間の経過は残酷な面も持っている。逆ももちろんある。だからこそ諸行無常。