ラインの返事は様々だったが、相撲の仕切りや両手を出しているので不知火型土俵入りが多かった。不知火型とは横綱の土俵入りの型の一。第8代横綱の不知火諾右衛門と、その弟子である第11代横綱の不知火光右衛門とが考案したもので、四股 (しこ) のあとでからだをせり上げるときに、両腕を左右いっぱいに広げる。

ひとりだけコマネチ、というのがあった。