雪ってどうしてこんなに落ち着くんだろう。

 

多分、それは体があの環境を切望しているから

 

流氷、北海、雪山、雪原

 

樹から垂れ下がった幾千もの長い長いつらら

 

睫毛が凍り、大きな結晶がそのままの形で手のひらに舞い落ちる、

 

雪しかない-30℃の世界。

 

ひと冬の中で一番寒い日にしか目にすることのできない

 

蝋燭のような、曙色の太陽。

 

 

 

 

腰の高さくらいまで雪が積もってしまうような、ヨーロッパの大学街で長い永い留学生活を過ごしました。

 

冬なんて、正午くらいにようやく空が明るくなって、夕方4時を過ぎるとまたとっぷり暗くなっちゃうの。

 

通学には、登山用耐雪ブーツか、アイゼン装着が必須。転んで骨を折る人が多いから、講堂が松葉杖だらけになる冬。

 

雪の季節はどこにも行けないから、毎日幽霊のように大学と図書館と寮とをただひたすら往復するだけ。

 

数多くの研究者を輩出する、歴史ある大学、その理由はね、ただ勉強以外することがなかっただけ。

 

ここで研究生活を送りながら、自殺する人や、発狂する人が多いのも分かる。春や夏に思いきりはじけてしまうのも分かる。

 

 

甘く恋い焦がれるのは緑、陽射し、会いたい人の笑顔。

 

今、島やカンボジアを想いながら、抱いている感情は、

 

あの時と変わらない、シンプルな憧憬なのだなと思います。

 

 

ゲーテだってイタリアに行ったし、

 

ゴーギャンはタヒチに行った、

 

これから、どこに船をこぎ出しても、きっと正解。

 

 

 

 

このお天気じゃ

 

お客様に「ぜひサロンにいらしてくださいね」とは言えなくて

 

「おうちでぬくぬくしていてください」ねとお伝えするのが精一杯なのですが

 

月末のお疲れや、駆け込み寺用に、こっそり枠を空けて御座います💝


施術は雪の日ぬくぬくスペシャル

ハーブティーと足湯をご用意してお待ちしております


ぜひ暖をとりにいらしてくださいね

☕️❄️


 

 

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