世界一周から帰国直後、私の身体は不思議な力に満ち満ちていた

100人に一人くらい(つまりひと月にお一方様くらい)の割合で「相性の良い方」に出会えて

 

その方にふれていると、ずっと手のひらからじわじわポカポカと、心地よい電流が走るような感覚を感じ

 

お客様ご自身からも「背中全体から常に不思議なパワーが流れているように感じました」と仰っていただけた。

 

そんなお客様の声が何通も届き、支配人や縁起を担ぐ方々が直々にスパまで施術を受けにいらしてくださった。奇跡のような毎日だった。

 

 

私がお客様にふれさせていただきながら、目を閉じてイメージした映像

 

たとえば深海のディープブルーや、ラクダに揺られて歩く月のサハラ砂漠、滝の頂上から見下ろした時に足元に感じる清涼感

 

そんなようなヴィジョンが、相当に高い確率で半分眠りの中にいらっしゃるお客様の夢の中にあらわれ

 

世界一周で見てきた、遺跡や海や風を直接イメージとして手渡すことができた。

 

またある時は、静寂の中のヘッドマッサージにも関わらず、あたたかい涙を流して感動していただけた。


施術に感動して、ずっとこの感覚を感じていたいと仰ってくださったお客様へは、お守りとしてペンダントをお渡しし

私の創る、月のかたちのお守りジュエリーからは、いくつもの不思議な奇跡が巻き起こり続けた。

 

 

そういった「相性の良い」方からは、お互いがお別れを名残惜しく離れがたく感じ

 

出会えたことに感謝してハグし合えるような、最初から最後まで幸せに包まれるような、多幸感に涙溢れ


必ず次のお約束をいただけた。その約束が未来への希望のように感じていた。
 

 



いつからだろう、恐らく不妊治療をはじめたあたりで

お客様を施術させていただいた際に、自分の肌に冷えを感じ

「魔女の宅急便」のキキのように、上手く魔法が使えなくなっている事に気づいた。



投薬によって、自分の中のホルモンバランスが変わったためか


あるいは緻密な計算と計画が必要になる治療に24時間頭を使いすぎていたせいか、頭はぽかぽかするのに手足は冷たいような感覚を覚えた

 

そして、自分の体が子宮周りに全力でパワーを集め、新しい命をお腹の中で育み生み出すことに、全エネルギーが使われているのを感じた。

 

指先から外に向かってつかわれていた魔法が、私自身の体に魔法をかけるように、魔法が巡るようになったのだ。
 

 


産前産後、たくさんの妊婦・経産婦さんにふれさせていただいて

どの方も、手のひらの魔法をお子さまに使っていらっしゃるように感じる。

その中には、NICUで赤ちゃんと離れ離れの方、天使ママで赤ちゃんに触れられない方もいらっしゃるけれど

最後にそっと握手をさせていただくと、手のひらから赤ちゃんへの愛の魔法を感じるの。

 

それが「抱っこ」や「なでなで」や「いたいの飛んでけ」の魔法になれば、未来へのお守りとなったり、ご自身へのお守りになるの。

 

 

「手のひらの魔法」のつかいかた、私も時折ふと忘れてしまうことがあります。


そんな時は、ぜひ会いに来てください。

美味しいお茶を囲みながら、不思議な奇跡を巻き起こしましょう。