即興詩 「霞」 「霞」 壱、 月も見えぬ こんな夜は 窓に明り 灯しましょう 読み掛けの 本の栞 そっと外し 頁めくる、、、 洋燈(ランプ)に揺れて 映る横顔 まるで寂しい DOLL (人形)みたい 心・・・ 遮って 弐、 真っ新な 胸の中は 霞覆う フェーズのよう 届かぬ言葉 想い遠く 消えて砕け 落ちてゆく、、、 洋燈(ランプ)の炎に 移る悲しみ 誰も識らない 物語り 心・・・ 叫んでる ひとり・・・。