BASE5期に参加してくれた方の感想、第5弾です!
これまでの感想は、こちら
今回は、11歳の女の子のお母さんです。
BASEに参加する前は、娘ちゃんが不登校だったことをお母さんが心配し、問題視しちゃって、不安をぶつけたりしていました。
そうすると、娘ちゃんの精神状態はますます悪くなっていき、お母さんに気持ちを話さなくなっていきました。
そして、お母さん自身の気持ちも落ちてしまう・・・という悪循環に陥っていた。
それが、BASE5期に参加して、どう変わったのか。
それでは、見ていきましょう!
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★お子さんの年齢
11才
女
★BASEに参加する前は、どんな状況でしたか?
娘が不登校になっいたのですが、復帰を求める学校のプレッシャーに苦しみ、私も娘の事を問題視して、娘に
「何で学校に行かないの?どうして?」
と娘に自分の不安をぶつけていました。
そうすると娘の精神状態も不登校になった頃より、どんどん悪化して娘は人の目を避け外に出なくなり、昼夜逆転、ゲーム三昧になり、私に気持ちを話さなくなってしまいました。
そんな娘の状態にさらに負い目を感じて私の気持ちも落ちてしまうという悪循環に陥っていました。
★BASEで印象的だった学びをいくつか教えてください
どの学びも印象的ですが、BASEのメンバーとラインのやりとりが、毎日プロのコーチングを受けているようでした。
BASEの学びをよく知っているサポートメンバーも入っていたし最初に佐伯さんが、心地よく交流出来るためのルールや、悩みを聞くコツなんかを教えてくれていたし、佐伯さんももちろん話しにたくさん入ってくれるので、こんなにためになる、深い話しや楽しいやりとりあるコミュニティーはないな、と思いました。
最初な申し込みした時はラインでの交流やzoomでの交流がこんなにあると思っていなかったので、こんなお得でいいの?!と思うぐらいです。
★BASEに参加して、どうなりましたか?
まずBASEに参加して
子育てに協力してくれる人
がたくさんいる事に気付けました。
学校は、
上からプレッシャーをかけてくる存在
だと思っていたのに、
お互いの考え方を尊重しあえる関係
になりました。
佐伯さんの
「遊びの解放」
の考え方を先生方にも伝える事も出来たので、今は娘の好きなYouTuberのコンサートに教頭先生も実は行っていた話や、私もゲームをしている話などが出来るようになりました。
学校の先生方とそんな話が出来るようになったのは、佐伯さんの学びのお陰で、嫌われる勇気をもって先生方と向き合うようになって、
子育てを協力する良い関係
になれたからだと思います。
娘も自分のやりたい事を見つけ自ら動きだしました。
仲間と交流するようになり、仲間に会いたいからお出かけするようにもなって、出かけるためには昼夜逆転では出かけられないので、自分で考えてリズムを整えられるようになりました。
自ら、学びたい、やりたいという気持ちが色々出てきて人生前向きにとらえられるようになってきました。
ただ、娘の問題だと思っていた事は、私自身の問題や不安でBASEを学んで向き合ったら、
何だ、なにも不安な事ではない、問題な事ではないんだ
と気付けた事が娘や周りに影響したのではと思っています。
★これから参加する方にメッセージをお願いします!
私は申し出んだ時は子育ての悩みで申し込んだけど、BASEの学びは限定的なシチュエーションで使えるのではなく、どんな悩み、問題にでも当てはめられるので、人生すべての出来事に当てはめられると思うし、自分や子どもだけでなく、家族やそれ以外も自分に関わっている人が幸せになれる学びなのではないかと思います。
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ありがとうございます!
BASEは、
「BASEが親の『安全基地』となるように」
って想いでやっています。
しかし、この方も書いてくれているように、実は、家庭や、BASE以外にも、味方はいるんです。
協力してくれる人がいっぱいいる。
全ての学校がそうだとは言いませんが、学校だって、親だって、
「子どもの成長を願う」
っていう共通の目的を持っているはず。
とても協力関係が結びやすい立ち位置にいるはずなんですよね。
味方は多いに越したことはありません。
ただ、そのためには、親が感じていること、考えていることを素直に話す必要があります。
先生は、先生で悪意を持って接しているわけじゃない。
先生なりの正義があり、価値観があって、子どもに関わっています。
BASE5期の他のメンバーの中にも、
「先生と向き合って、協力関係を築けた」
という人がいます。
その人は、先生だけでは話が伝わらなかったので、校長先生と話す機会をもらって、学校と協力関係を築きました。
それがダメなら、さらに教育委員会へと話をあげていくつもりだったそうです。
僕は、
「子どもは『安全基地』に行きたがるし、居たがるよ」
って話です。
子どもが学校に行かないのは、そこが子どもの『安全基地』じゃないから。
だから、本当は、学校の先生は、
「何とか、子どもを学校に来させること」
ではなく、
「学校を子どもにとっての『安全基地』にすること」
に取り組んでほしいんですよね。
学校を『安全基地』だと思えていないのに、子どもが学校に来るわけがない。
でも、学校が『安全基地』だと分かれば、そして、先生が子どもにとって信頼に足る人物であることが分かれば、子どもは学校にも行くようになります。
子どもと良い関係を築くのは簡単です。
この方の感想にも書いてくれていますが、
>佐伯さんの「遊びの解放」の考え方を先生方にも伝える事も出来たので、
>今は娘の好きなYouTuberのコンサートに教頭先生も実は行っていた話や
>私もゲームをしている話などが出来るようになりました。
ここです。
子どもを振り向かせようとするんじゃないです。
先生が、子どもの方を向きましょう、なんです。
学校に興味を持ってもらう前に、まずは、先生が子どものやっていることに関心を持っていますか?っていうところが大事です。
これは親も同様です。
先生が、子どもの関心に関心を持ってくれて、子どもが好きなことの話ができるようになったのは、このお母さんが先生に、
「遊びの解放」
の考え方を伝えて、理解してくれたから。
そこから、先生と娘ちゃんの関係の突破口が見えました。
それまでは、先生自身も、娘ちゃんに学校に来るようにプレッシャーを与えていたから、娘ちゃんは先生に会うことすらしませんでした。
子どもの気持ちに寄り添っていなかったから、ですね。
でも、先生が娘ちゃんの関心に寄り添うになってから、娘ちゃんは心を開き出した。
ほんとにやることはシンプルなんです。
あとは、子どもの関心に関心を持とうとするかどうか。
それで、子どもとの関係は良くなっていきます。
親と、先生がそれぞれ寄り添ってくれるようになると、娘ちゃんの元気よさも戻ってきました。
BASEで知り合った子どもたちの元へと出かけるようにもなりました。
茨城から、埼玉なので、けっこう遠いんですが、それでも信頼する友達のために出かけていくんです。
僕らは、子どもを元気づけたり、褒めたりする必要はないんです。
ただ、子どもの関心に関心を持ち、話を聴くだけでいい。
それだけでも、子どもはどんどん元気になっていきます。
やることは簡単です!
というわけで、第5弾はここまで。
また次回も、お楽しみに!