【BASE感想】子どもが家の中で自由を取り戻しました | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく


BASE5期に参加してくれた方の感想、第6弾です!

前回までの感想はこちら




今回、紹介する方は、小5の男の子のお母さん。

BASEに参加する前は、学校には行っていましたが、基本的には、「行きたくない」という態度。

学校でトラブルがあると休んでいたそうです。



お母さん自身も、息子くんをコントロールしようとして、年々反発が大きくなってきていたそうです。

そんな親子がBASE5期に参加して、どうなっていったのか!?見ていきましょう!

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★お子さんの年齢

小学5年生 男子



★BASEに参加する前は、どんな状況でしたか?

学校には行っていましたが、基本「行きたくない」で、時々学校でトラブルがあると休んでいました。

私も子供をコントロールしようとしていたので、言い合いになることが多く、反発が年々大きくなってきているのを感じていました。



★BASEで印象的だった学びをいくつか教えてください

「子供が興味のあることに興味を持つ」

は即実践できて、即効果が出ました。


こんなにも子供は喜ぶんだなあと子供が喜ぶ姿が見られてうれしかったです。



「傾聴」も即実践ができました。

子供だけでなく、対人関係全てに必要なことなので、今も意識するようにしています。

傾聴は、子供に寄り添うことにもなるので、子供は聞いてもらえると落ち着きます。



けど、うっかり途中で割り込んでしまうこともあります。

でもBASEは6カ月で終わりではないので、これからも前進していきます。



★BASEに参加して、どうなりましたか?

好きな時に遊び、食べ、寝る。

赤ちゃんの時は当たり前の自由を、年を重ねるごとに奪って行っていたことに気づかされ、その自由を返還したところ、やりたいときにやりたいことをする子供になりました。



嫌なものは嫌と言えるようになりました。

子供が家の中で自由を取り戻しました。




子供の自由が以前は許せず、イライラして爆発していましたが、学んだり、BASEの仲間の話を聞いたりすることによって、子供を一人の人間として尊重できるようになったと思います。



★これから参加する方にメッセージをお願いします!

BASEでは沢山学びましたが、最後に思ったことは、テクニックや小手先でどうにかするのではなく、根底がなにより大事で、根底とは、子供を信じることなんだ、と思いました。

信じていれさえすれば、他はなにもいらないと言ってもいいのではないか?と思います。



でも、その「信じる」が難しいのです。

「毎日YouTubeしか見ていない子供をどうやって信じればいいの?」

「信じろと言われても勉強しない子供を見ていると不安しか出てこない。だからちゃんとさせなきゃって思ってしまう。」

こんな風に思う人、すごく多いと思います。



私もそうでした。



「子供を信じましょう」

という言葉は、そこかしこで目にし、耳にすれど、どうやったら信じられるのかがわかりませんでした。



一言「信じなさい」と言っても、わからない人が多いから、どうやったら信じられるのか、信じることを邪魔しているものは何か、そもそも信じるってどういうこと?などなどを、いろーーーんな角度からのアプローチにより、世のお母さんに達が、理解し、納得し、実行できるよう、解説してくれるのが佐伯さんなのではないかと思います。

人間は納得しないと信じないし、動かないと思います。

だからその根拠となるところまでとことん教えてもらえることで、理解と納得が得られ、行動できるのだと思いました。



それと同時に、同じ悩みをもった親同士が同じことを学ぶという環境に何度も助けられました。

仲間がいると、学びは何倍にも大きくなります。

最初は佐伯さんと受講生という関係で、私は受講生の中の一人、という感覚でしたが、今は、佐伯さんも仲間も一つの輪になっているような感覚です。

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ありがとうございます!



BASEでは時々、

「BASEに参加してから、学校に行かなくなる」

っていうことが起こります。



この息子くんもそうでした。



その理由は、感想にも書いてくれていますが、

「学校に行きたくない。でも、行かなければ」

っていう葛藤を抱えていたから、です。



一般的な関わりでは、子どもの葛藤は脇に置いて、

「どうにかして、学校に行かせようとする」

「何とかして、学校を休ませないようにする」

っていうことをやるんだと思います。



その葛藤がストレスとなり、学校でもトラブルに繋がり、家庭でも反発になったりします。

そして、嫌なものを嫌だと言えなくなり、好きなものを好きだと言えなくなり、子どもの本心が心の蔵の中にしまわれてしまう。

子どもの自分らしさ(ありのままの姿)も鳴りを潜め、親も体裁だけで子どもを見るようになってします。



そうなると、親子の間に、心と心の繋がりが薄れてしまいます。



そんな状況で、少しずつ

「遊びの解放」

を実践してくれて、息子くんの話に耳を傾けるようになっていきました。



そうすると、息子くんの心が少しずつ開いていったのを実感してくれました。

嫌なことを嫌だと言えるようになり、やりたい時にやりたいことをするようになっていきました。

そして、このお母さん自身も、息子くんに対するイライラから解放されていきました。



学校は、また行き直せばいいけど、親子の関係は、悪い状態のままほっておくと、いつまでもそれが続きます。

だから、子どもがまだ子どものうちに、コミュニケーションを変えて、親子関係を良くしておくことが大切です。



親が子どもの味方となって、家庭が「安全基地」となれば、子どもの活動量は増えてきます。

彼は、今、現在、お母さんもびっくりなほどの体力(元気よさ)を見せて、遊び倒しています。



元々持ち合わせていた元気よさが解放されている感じ。

でも、きっと今までは、

「学校に行く、行かない」

っていう葛藤に対して消費されていたのかなと思います。



それでも、何とかギリギリ学校には行っていたけれど、息子くんにとってはけっこうキツかっただろうなぁ、と思います。

それも今は、元気よく、楽しそうに過ごしています。



これからの息子くんの活躍に期待ですね!





というわけで、第6弾はここまで。

また次回も、お楽しみに!