性暴力に遭わないように、

そして、

たとえ性暴力に遭ってしまったとしても、

すぐ、ママに相談できる人間関係を築くために、

私たちは、どうしたら良いの・・?!





今日のNHKクロ現は、

まさに、そのテーマでしたね。


子どもが性被害にあった時、

親の方が受け止めきれなくて、

子どもを、さらに、傷つけてしまう・・・

という事例が沢山紹介されていました。



性暴力、性被害は、

いつ、巻き込まれるか、

わからないもの。



日常の中に、

潜んでいるもの。


だからこそ、

何かあった時に、

きちんと子どもの心を受け止め、

やるべきことができて、

やっちゃダメなことはしない親になっておきたい。


そのためのお話会を、

はぐママ・プロジェクトは、

阿佐ヶ谷で10年近く前から開催してきました。





数か月前のNHKあさイチでも言ってたけど、

実は、

”性教育は、幼児期から始めるのが良い”んです。






たとえば、小学校では、

4年生の3学期に『2分の1成人式』

って言う行事をやるところが多いのだけど、

(たぶん、東京都の公立小では、みな、やってるんじゃないかな?)


その時にね、

命の授業をやる学校が、結構あるんだけどさ、

実はね、

もう、その年齢だと、ちゃんと聞いてくれないの。


「エロい」とか、

「キモい」とか言って、騒いだり嫌悪したり。

(だって、PCやスマホで、

 AVやエロ画像とか、小学生で既に、結構、見てしまってるんだって!!!

 本人が見ようとしなくとも、

 ポップアップとかで出てきたものをうっかりクリックしたりして、

 見てしまうことが結構あるから・・・。

 もう、エッチなものっていうイメージが植え付けられてるんだよ、

 小3、4くらいでも・・・ガーン


なかには、

『赤ちゃんはみな、愛されて生まれてくるんですよ』というあたりで、

「うそばっかー!!」って大声で否定したり、

「こんな話、聞いちゃダメだよーー!」って騒いだり。


一方で、

3~5歳くらいで、必ず訊いてくるでしょ?

「赤ちゃんは、どこから生まれるの?」

「なんでママには、おちんちんが無いの?」

「あ!ママのお尻から血が出てる!大変!!」

こんな時、どんな風に答えてますか?


そして。。。恐ろしいことに、

性犯罪者は、簡単に騙せるので、

3歳くらいの幼い子どもを性犯罪の対象として、狙っているんですよ。

殺されたりすれば事件化して表に出ますが、


肉体的な被害が怪我くらいだと、

表に出ないことも多い。


子ども自身も、自分が何をされたか、わからないので、

自分が経験した恐怖、嫌な体験を、

親にちゃんと説明できなかったり、

よくあるパターンなんだけど、

犯人から口止めされちゃってて、

話せない状況に陥ってたりします。


だから、性犯罪の対象として狙われる3歳くらいから、

きちんと、こどもには、性犯罪に遭わないように振る舞えるだけの

知識というか、

避けるためのセンサーを身に付けておかなくちゃいけないの・・・ぐすん





でもね、どこまで、正確に科学的に話すか、

いたずらに恐怖感を与えずに説明するか、

どこまで性や生について、踏みこむか。


このあたり、私たち自身がちゃんと教わってないから、

どんな風に答えたら良いかって、

イマイチ、自信がなくない???


この歳頃の子は、何でも素直に親の言葉を信じちゃうよね。

だって、大好きなママやパパの言葉なんだもん。


逆に言えば、

まだ、性に関する”商品的に”ゆがめられた情報が入ってくる前なので、

大切なことだけを、ストレートに教えてあげることができる貴重なチャンスでもあるって、

土屋麻由美先生は、

自宅出産などで、幼児さんたちの質問に答えているうちに気付いたんだって。


子どもが訊いてきた時に、

きちんと受け止めてあげることで、

「ママには、どんなことを訊いても大丈夫なんだキラキラ」っていう信頼感、絆が育まれるし、

この頃に訊いてくる性的な質問は、

身体の中でも、大切な部分に関するものがほとんどなので、

「あなたの身体は、とても大事なもの」ってことを、

きちんと教えてあげるチャンスにもなる。



「自分の身体が大切なもの」っていう価値観は、

「自分自身が大切な存在」ていうイメージを育むでしょ?

そして、

実は、「お友だちを大切にしよう」っていう言葉は、

ともすれば、

「あなたよりも、他の人の方が大切」っていうイメージとして、

子どもの心の中に残ってしまったりする。

「どうせ、私なんて・・・・」ってイメージでね・・・。


でも、子どもにとっては、

「自分は大切な存在。」というイメージが作れると、

「だから、お友だちも、大切」っていうイメージを作るのは、

とても自然なことなの。


自己肯定感が高い子は、イジメをしないって言われてるでしょ?

なるほどなって思った。


「土屋先生の性と生のお話し」は、

単に、性被害予防とか、性の正しい知識を広めるっていうだけでなく、

子ども一人一人が、

自分のことを大切にし、

自分の才能や力を信じて、

生き生きと生きていくために必要なことの「教え方」を伝えてくれてるんだなって、

めちゃくちゃ感動した訳なんです。


っていうか、こういうこと、

わたしらの親世代に、知っていて欲しかったなって、

今さらながら、思います。


人間として大切なこと、教えてもらえて、嬉しかったです。



次回の土屋麻由美先生の『性と生のお話し』は、参加者募集中です。
●幼児期からの性と生のお話~赤ちゃんはどこから?って訊かれたら
●2020年1/23(木)10-12時、
 阿佐谷区民センター(阿佐谷駅徒歩2分)
 4階 第二和室
 参加費 2500円(杉並子育て応援券OK)
●性犯罪に遭う前に逃げることができるセンサーを育み、
 自分も他人も大切にできる子に。
●もし性被害に遭ってしまったら、きちんと対応できる親子の絆を育むために。

申込→こちらから
もっと詳しい説明→こちら







ハグママ・プロジェクトでは、
どもイベントでも、自己肯定感を育むことを隠しテーマとして、開催しております。


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今日もお読みくださり、ありがとうございました。