ブックカバーチャレンジ、3日目です
※ブックカバーチャレンジとは・・・
「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿する」
というものです。
2日目の記事は、→こちら
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
前回(二日目)の続きです
『おかあさんがおかあさんになった日』 作・絵:長野 ヒデ子
『おとうさんがおとうさんになった日』 作・絵:長野 ヒデ子
どちらか一冊だけを読んでも、
もちろん楽しいし、
(知識としても)十分に役立つのだけど、
できれば両方とも読んだら、
さらに納得感があるよ、ってところは、
前回、書きました
じゃ、この2冊、
お父さんの役割や、
お母さんの様子など、
どんな風に描いているかも、
ご紹介しますね。
まず、
『おとうさんがおとうさんになった日』から。
こっちの本では、
自宅出産が描かれていると、
前記事で書きましたが、
実は、
このパパママは、
一人目のお産は、
里帰り出産だったんですよ
里帰り出産だと、
パパがなかなか父親としての役割を身に付けられないっていう声は、少なくないよね。
だから立ち会い出産を望むカップルも多い訳で。
でも出産の現場は今、
コロナ感染を防ぐために、
立ち合いは基本的にNGとされている。
父親としての自覚を持つために、
そして、
父親として育児に主体的に関わっていくために、
どんな工夫ができるんだろうって、
真剣に考えなければならない状況が続いている。
この絵本の中では、
里帰り出産で赤ちゃんを迎えたパパが、
どうやって”父親”になっていったか、も、
丁寧に描かれているんです。
最初の赤ちゃんが生まれ、迎えた朝。
「いつもの景色が
まるで違うように、
輝いて見えたんだ。
草も木も空も風も、
みんな、祝ってくれたような気がしたよ」
初めてお風呂に入れた時に味わった様々な気持ち、
ああ、胸熱・・・・
そして、
いよいよ、自宅出産の様子が描かれていきます。
陣痛が始まり、
実母が、助産師が、やってきます。
そんなにすぐには生まれないし、
夜中に生まれる赤ちゃんも多いよね。
頑張って立ち会おうとしてるお兄ちゃんが
眠気と戦ってる様子も、可愛いです
パパが手を握り、背中をさすり、
(この握り方がね、良いのですよ
指と指を絡めあってるの。
ああ、胸がいっぱいよ~9
助産師さんたちが介助して、
四つん這いで赤ちゃんが生まれてきます。
起きてきたお兄ちゃんとお姉ちゃんは、
赤ちゃんが出てくるところを神妙に見守っています。
そして・・・
生まれます!!!!
赤ちゃんの登場で、
家族の関係や役割にも、
少しずつ、
変化が訪れます。
それはみんな、嬉しい変化であり、
成長なんですね。
最後のページも素敵ですよ
家事に奮闘するパパの姿。
そうだよね、育児に参加することって、
何も、赤ちゃんをお世話することだけじゃないんだよねって、
ストンと落ちる。
出産前は、食事の支度もお掃除も洗濯も、
ぜんぶママが、妻がやっていたお家も多いかと思う。
共働きであっても、
産休で妻が家にいるようになったら、
なし崩し的に、
夫が家事をやらなくなったってカップルも少なくない。
でも、
赤ちゃんが生まれた、その変化をきっかけに、
ママが赤ちゃんに集中し、
身体を休めることができるようにすることが、
実は、
生まれてきた赤ちゃんの心と身体の健康的な発育のために、
とっても重要だってこと、
そのために、パパにはできることが沢山あるんだってこと、
伝えてくれる、
この締めくくりが、
暖かくて愛に溢れていて、
大好きなんです。
これから赤ちゃんを迎えるカップルはもちろんのこと、
お子さんが自分がどんな風に生まれてきたのか、
知りたくなる年ごろになったパパママにも、
超おススメの1冊でした。
美味しいものいっぱい🎵
※ブックカバーチャレンジとは・・・
「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿する」
というものです。
2日目の記事は、→こちら
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
前回(二日目)の続きです
『おかあさんがおかあさんになった日』 作・絵:長野 ヒデ子
『おとうさんがおとうさんになった日』 作・絵:長野 ヒデ子
どちらか一冊だけを読んでも、
もちろん楽しいし、
(知識としても)十分に役立つのだけど、
できれば両方とも読んだら、
さらに納得感があるよ、ってところは、
前回、書きました
じゃ、この2冊、
お父さんの役割や、
お母さんの様子など、
どんな風に描いているかも、
ご紹介しますね。
まず、
『おとうさんがおとうさんになった日』から。
こっちの本では、
自宅出産が描かれていると、
前記事で書きましたが、
実は、
このパパママは、
一人目のお産は、
里帰り出産だったんですよ
里帰り出産だと、
パパがなかなか父親としての役割を身に付けられないっていう声は、少なくないよね。
だから立ち会い出産を望むカップルも多い訳で。
でも出産の現場は今、
コロナ感染を防ぐために、
立ち合いは基本的にNGとされている。
父親としての自覚を持つために、
そして、
父親として育児に主体的に関わっていくために、
どんな工夫ができるんだろうって、
真剣に考えなければならない状況が続いている。
この絵本の中では、
里帰り出産で赤ちゃんを迎えたパパが、
どうやって”父親”になっていったか、も、
丁寧に描かれているんです。
最初の赤ちゃんが生まれ、迎えた朝。
「いつもの景色が
まるで違うように、
輝いて見えたんだ。
草も木も空も風も、
みんな、祝ってくれたような気がしたよ」
初めてお風呂に入れた時に味わった様々な気持ち、
ああ、胸熱・・・・
そして、
いよいよ、自宅出産の様子が描かれていきます。
陣痛が始まり、
実母が、助産師が、やってきます。
そんなにすぐには生まれないし、
夜中に生まれる赤ちゃんも多いよね。
頑張って立ち会おうとしてるお兄ちゃんが
眠気と戦ってる様子も、可愛いです
パパが手を握り、背中をさすり、
(この握り方がね、良いのですよ
指と指を絡めあってるの。
ああ、胸がいっぱいよ~9
助産師さんたちが介助して、
四つん這いで赤ちゃんが生まれてきます。
起きてきたお兄ちゃんとお姉ちゃんは、
赤ちゃんが出てくるところを神妙に見守っています。
そして・・・
生まれます!!!!
赤ちゃんの登場で、
家族の関係や役割にも、
少しずつ、
変化が訪れます。
それはみんな、嬉しい変化であり、
成長なんですね。
最後のページも素敵ですよ
家事に奮闘するパパの姿。
そうだよね、育児に参加することって、
何も、赤ちゃんをお世話することだけじゃないんだよねって、
ストンと落ちる。
出産前は、食事の支度もお掃除も洗濯も、
ぜんぶママが、妻がやっていたお家も多いかと思う。
共働きであっても、
産休で妻が家にいるようになったら、
なし崩し的に、
夫が家事をやらなくなったってカップルも少なくない。
でも、
赤ちゃんが生まれた、その変化をきっかけに、
ママが赤ちゃんに集中し、
身体を休めることができるようにすることが、
実は、
生まれてきた赤ちゃんの心と身体の健康的な発育のために、
とっても重要だってこと、
そのために、パパにはできることが沢山あるんだってこと、
伝えてくれる、
この締めくくりが、
暖かくて愛に溢れていて、
大好きなんです。
これから赤ちゃんを迎えるカップルはもちろんのこと、
お子さんが自分がどんな風に生まれてきたのか、
知りたくなる年ごろになったパパママにも、
超おススメの1冊でした。