たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

心に残った思い出の山 「小楢山」・・・こなら? おなら? (笑)

2020年11月23日 | 心に残る思い出の山

雁坂峠の長いトンネルが開通し今まで山梨県側からでしか入れなかった奥秩父の山がグンと近くになった。「オナラ山でも行きますか」(本当はコナラ山が正式名なのだが私の中にオナラでインプットされてしまっているので中々訂正できない「俺たち夫婦にお似合いかもな」(結婚前、最低限、オナラは互いの前ではしない様にしようと誓い合っていたのだが・・・守れなかった)

PM10時半出発、トンネルを過ぎた料金所で710円を支払いながら道を尋ねたのが悪かった。真夜中で人恋しかったのか待ってましたとばかり明日、行われるマラソン大会から始まって塩沢が巨峰の里である事等など中々私達を開放してくれなかった。

広瀬の町では私は見ていなかったのだが雄さん言うに道路脇の白線内で男性が二人、体を丸めて寝ていたという。

途中、道が二手に分れた所で案内板を見ていると一旦、通り過ぎた車がバックしてきた。見れば未だ10代とも思える女の子。そんな事で道を教えてくれたのは有り難かったが真夜中の1時過ぎの事である。こんな時間、親は心配しているだろうに。

料金所の人と言い、路上で寝ている人と言い親切な女の子と言い山梨県は何か変!

右折して30分ほどで焼山峠の駐車場に着いた。車を降り空を見上げると満点の星だった、こんな素晴らしい星空は八ヶ岳以来である。 シュラフに潜ってからも暫く興奮が治まらず手を伸ばせば掻き集められそうな無数の星を私は何時までも眺めていた。天の川の流れに流星が飛び交う・・・いつしか私は宇宙空間に浮いている心地で眠りの世界へと引き込まれていった様だ。

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目を覚ますと雄さんの姿が無かった。暫くしてハナイグチが凄い数あったと興奮気味の顔で帰って来た。キノコと言えば昨日、赤城へ勇んで出かけたところ収穫ならずと落ち込んでいたが今日はどうやらキノコを追って山を見ずの登山になりそうな予感がする。

これはベニテング、可愛いですねぇ。でも食べると悪魔に変身する怖~いキノコ

登山口には十数体の地蔵が並んでいた。一体の地蔵を借りて一緒に寝ると子宝に授かる、授かったらそのお礼に地蔵を2体にして返すと言う風習がこの地にあったと言う。

 

7・8号と続けて台風が接近しているので心配だったが今のところ影響は無さそうで昨夜の星空と共に今日は天高くの秋晴れの朝だった。 一歩、樹林下に踏み入ると陽射しは強いが吹く風は、すっかり秋の風で登山道脇にはトリカブトがヒッソリと咲いている。

山に関係ない序文で長くなってしまいましたので今日は入山した所で止めておきます。続きますのでコメント欄は閉じました。

 

 

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