2019年08月18日

早期発見すべきか否か

些細な不調を、無理に病気として処置すべか否かという問題について、書かれた本がこちら。


確かに、ある程度深刻な状況な場合は、治療した方が良いのだけれど、軽症なのに無理に治療するのが、良いのかどうかというのが、この本の主眼である。

例えば、前立腺がんなどの場合、一気に病状は進まないのに、手術によって副作用が出てしまった時、それでも手術すべきだったのかどうかという問題などが提起されている。

要するに、医療漬けになって、副作用で普通の生活を失うのと、快適に暮らすのと、どちらが良いのかという選択なのである。

無論、副作用があっても、多少なりとも命の危機を少なくする方が良いという考え方も存在するだろう。

人間は神ではナイので、どちらが良いかというのは、結果論でしかナイのだけれど、生きる質という別の問題も存在する。

なるべくなら、質を上げるタメに自分で何とか出来そうな健康的な生活をするコトと、過剰な診断によって、無意味な治療を受けるコトへの警鐘について、一読してどちらにするか考えるべきかと。

自分の人生の方向性を決めるのは、貴方自身なのだから‥‥
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Posted by seitaisikoyuri at 21:34│Comments(0)
 
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