2019年09月20日

一病息災という考え方

両親は、別々に突然死したのだが、母と父とでは二十五年程寿命が違う。

健康に自信があった母は七十歳で死んだが、父は自分を大事にしてたので、九十代の後半まで生きた。

やはり、人生は無理せず生きる必要があると気付いたので、本日の本を読んでも『さもありなん』と思うのだが、


病弱だったり、大病の経験がある人が、仕事で大を成すなど充実人生を送り、風邪一つ引かなかった人が突然倒れたり、「健康に気を遣っていた私がなぜガンに?」などという話もたくさん聞くといった、一見、矛盾するこれらの現象が、なぜ現実に起こるのかという点にスポットを当てた一冊。

自分の「治す力」を最大限に活かすには、どうすれば良いかというヒントが書かれている。

この本の方法ももっともかもしれないが、精神的な部分も大きいのではないかと思っている。

父は「メイファーズ」という、戦争で知ったという言葉で生きろと言っていた。

ニュアンス的には、「まぁ、そんなもの」と言った感じで、「まずまずだったら、それで充分」という意味であった。

終戦を満州で迎え、シベリアに抑留されても、そんな感じでいわゆる「柳と風」状態で大変な状況を生き抜いて来たのであろうと、今となっては思う。

波乱万丈でも、自分の意志をそれなりに貫いて生きたのは、完璧を求めず、ある程度柔軟に試練を乗り越えようとしたからではないか。

まさか、近衛兵として軍人になった後に、酷寒の地で奴隷の様な状況になるとは思って無かっただろうが、それでも生き抜いたのは、変幻自在な精神力を持っていたからだろうという気がする。
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Posted by seitaisikoyuri at 23:22│Comments(0)
 
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