皆様こんにちは。
伊藤塾では現在、行政書士試験の中間模試が実施されています。
会場受験は今日が最終日だったかな。
すでに受験をして自己採点をしたという方も多いのではないかと思います。
「模試は本試験のために使うもの」です。
得点はもちろん大切ですが、この結果を本試験にどう活かすか。これが一番大切だということを忘れないでほしいです。
うまく行ったところはそのままに、修正すべき点は修正して対策を進めていきましょう。
間違ってしまった問題も、手も足も出なかったものより最後の2択で間違ったなど、正解まであと1歩の問題の方が多いのではないでしょうか。
そういう意味では振返りがうまくはまったら一気に得点力がアップするので、結果を正確に分析して次に結びつけてください。
行政書士試験対策の講義をしているときに、中間模試の結果が悪くてもその年の本試験で合格した人の話はたくさんききました。
私がきいた中では中間模試84点から本試験合格を勝ち取った人もいるし、100点台、110点台から本試験合格を勝ち取った人もいます。
合格報告会等で話を聴くと、みんな中間模試からしっかりと勉強方法を考え直して、うまく立て直しをしています。
そして、それを「中間模試で目が覚めました。結果は悪かったけど、合格のきっかけになりました。」と表現する人もいます。
現状分析、今後の仕事を含めた予定の見通しや学習方法など、見直すところはいろいろあります。
こういうときは、合格体験記を参考にしてみるといいかもしれませんね。
本試験まで約2ヶ月。
試験対策にかける時間の中では短いかもしれませんが、出来ることはまだまだたくさんあります。
逆に言えば、ここでの結果に慢心してしまうと、合格圏外まで落ちてしまうのにも十分な時間と言えます。
模試の結果は諸刃の剣のようなところがあります。
結果に対する意味は、その結果を受けてどう行動するかで変わってきます。
是非この中間模試を、「振返れば、このおかげで合格できたなぁ」と思えるようにしてください。
最後に一言。
諦めたら受験終了ですよ。(安西先生か!)