その「すみません」は誰のため? | 野球好き行政書士・公務員試験対策講師の合格ブログ

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伊藤塾で公務員試験の受験指導を行っている行政書士久木田淳が、野球や学習について語るブログです。たまに(しょちゅう?)野球と学習を強引に結びつけることがありますが、それは笑って
許してやってください。

皆様こんにちは。

首都圏は梅雨真っ只中の空模様。蒸し暑くなって気持ちが後ろ向きになってしまいがちな天候ですね。
そういうときは空(から)でも構わないので、元気を出していきましょう。

さて、今日の内容は単純に雑感でございます。

最近公務員試験の1次試験の状況を踏まえたカウンセリングを受けたり、ゼミで質疑応答をしたりと受講生さんとZOOMで接する機会が多くなっています。そこで少し気になることがあるので、その気になることについて書いてみます。

それは、カウンセリングだと上手くことが進められていないときや、ゼミで受講生さんに質問をしたときにわからなかったときに出てくる「すみません」という言葉です。

そのほとんどがとっさに口をついて出てくる言葉かもしれません。
深い意味はなく、礼儀として言っている部分もあるかもしれません。

もっと丁寧な言い方をする方は
「こんなに指導していただいたのに、上手くできずに申し訳ありません」とおっしゃいます。
こちらからすれば、講義等が結果に結びついていないのであれば逆に申し訳ないと思うし、その言葉自体は非常にありがたい言葉です。

ですが、上手くいかない状況や質問に上手く答えられなかったことで、しんどい思いをしているのは受講生さんご自身だと思うんですよね。そういう状況の中で、講師に対して謝罪の言葉があるとかえって気をつかってしまいます。

ご自身で「これではいかんなぁ。何とかしないと」と思って策を考えていただければ十分だと思うんですよね。

なので、私が担当するゼミは、オリエンのときに

① 他の人が間違った答えを言った際に、馬鹿にするように笑うのは禁止。
(この場合にはさすがに社会的に目上の人であっても苦言を述べさせていただきます。
 今までこういったことはありませんが・・・)
② ①のルールがあるから、確信が持てない答えでも思い切り言ってみる。
(100%正解だとは断言できないから、とりあえず「わかりません」と言っておこうというのはNG)
③ 本当にわからないとき、間違ってしまったときの「すみません」は不要

ということをルールとして話します。実際にこれを読んでいる方の中にはリアルにそのルールを聞いてくださっている方もいらっしゃるかもしれません。

簡単に言えば、

 

過去を悔いるそのワンフレーズよりも、合格や内定という未来を作るためのフレーズを聴きたいのさ。

 

ということです。(ちょっとキモい・・・)

そんな言葉に神経質になるなよ・・・と思われるかもしれません。そういう人が多いと思いますので、実際に言われたらその場では何も言いません。
もちろん、ふんぞり返って「おう」みたいな対応をする気もないし、それに乗じて説教をするなんてこともしません。

でも、内心はこう思っているということは知っていただければ、今後の受講生さんとのやりとりがよりスムーズにいくかなぁと思って書いてみた次第です。

ネタないんかい!というツッコミもあるかもしれません。

正解!!