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関西風お好み焼きと広島風お好み焼き [グルメ]

オーディオを趣味にしていると、いいメリットというのは、全国にオーディオ友人ができて、オーディオオフ地方遠征ができること。


そうすることで、その地の名産物を食べれることだ。
あらかじめ自分で調べていく必要もないし、精度も必要ない。


その地元に住んでいる友人にすべて任せれば、苦労することなく、その地の最高のものが食べられる。

これがオーディオをやっていてよかったな、と思うことです。


最近は予算体力もなく、地方遠征もできなくなってしまったし、そして毎日自分勝手なつぶやきや日記の投稿を繰り返しているが、お世話になった地方のオーディオ仲間のみなさんにはいつも心の中では感謝しています。


今回大阪に行ったとき、やっぱりお好み焼きを食べた。
2日目で新大阪駅構内の御堂筋線に行く方向にあったお好み焼きさんが目につき、そのまま吸い寄せられるように入った。


そのとき、ふと思ったこと。

関西風お好み焼きと広島風お好み焼きの違いを自分の日記で語ってみたいと思ったこと。


自分は両方とも経験したことがある。


関西風お好み焼きは、大阪オーディオオフのときにたくさんの大阪のオーディオ友人の仲間たちに連れて行ってもらった。日記を調べたら2014年。いまから5年前。つい最近のことのようだよ。


広島風お好み焼きは、広島オーディオオフのときに、ひでたろうさんに連れて行ってもらった。
こちらが2016年。3年前だ。本当にときが経つのは早い。


だから自分はその違いを知っているし、語れるのだ。


大阪オーディオオフのときに、連れて行ってもらったお好み焼き屋さん。At The 21。
まだ元気でやっているのだろうか?


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そしてそのときに食した関西風お好み焼き。


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東京からお客さんが来てくれたということで、大阪地元の人だけが知っているお好み焼きでも特に美味しいと思われる穴場的スポットのお店だったと思う。お店へは車で行ったし、車でないとアクセス不能のようなロケーションのところにお店があったように記憶している。


見た目通り、とにかくボリュームがあった。食べ応えがあって本当に美味しかった。
これが本場のお好み焼きかぁという感じで感動した覚えがある。


関西風お好み焼きは材料をすべて混ぜてから焼く焼き方。生地にキャベツなど、すべてを混ぜ込み、鉄板の上に置いて、上から豚肉を置き、ある程度火が通ったらひっくり返し、全体に均一に火が通るように焼いていく。関西風お好み焼きはふっくらとした焼き上がりが特徴。ふっくら感をさらに増すために、山芋を生地に練り込むこともある。粉もん文化が広がる関西では、他にもたくさんの種類のお好み焼きがある。


一方、広島風お好み焼きは、オーディオオフ広島遠征のときに体験できた。
ホストのひでたろうさんの自宅の近くに、ひでたろうさんが普段通い詰めている馴染みのお店がある。屋台風のお店だ。ここも広島県民だけが知っていて美味しいと絶賛する地域密着型のお好み焼きを体験することができたのだ。


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そしてそのときに食した広島風お好み焼き。


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これもウマかったねぇ。ひでたろう邸の豪快なALTECサウンドを全身に浴びた後に食す空腹時のお好み焼きはまさに絶品だった。ビールとものすごく合った。


関西風、広島風とどちらがいい?


とは簡単には比較できないね、自分には。


広島風お好み焼きは、まず生地を丸くクレープ状に焼き、その上に、キャベツ、もやし、豚バラなどの基本の具材を重ねて焼いていく。広島風お好み焼きの特徴は、具材の中に麺があるということ。その後、ひっくり返して、生地と鉄板の間に挟んだキャベツが蒸され、キャベツの甘さが引き出されていく。はじめは具材で高さがあったお好み焼きも、火が通っていくと段々とボリュームがおさえられていき、食べやすい形になっていくという感じだ。


確かに麺を挟むのが特徴ですね。写真のように。


ひでたろうさんにそのとき関西風と広島風の違いを尋ねたが、そのとき具を混ぜるのが関西風だとのこと。あと空気の入れ方も微妙に違う。広島の方からすると、お好み焼きは広島が元祖で、関西のが、あくま で「関西風」。「広島風」などと言ったら広島市民に怒られてしまうとのことでした。(笑)


広島でお好み焼きと言えば広島風お好み焼き、関西でお好み焼きと言えば関西風お好み焼きが当たり前な訳で、わざわざ広島風、関西風と付けてメニューに書いていない店が当たり前なのだ。



ここで関西風と広島風の違いをより専門的に解説してみよう。


(1)生地の違い。

広島風お好み焼きの場合、水に溶いてさらりとした感触でゆるめに作られている。一方、関西風お好み焼きの場合は、ドロリとした感触で、広島風お好み焼きと比べると硬めの生地。生地とキャベツが絡まるためにも固さが必要で、火を通すとふんわりとした食感を生み出してくれる。


これは既述の写真でもその違いがよくわかるだろう。


(2)キャベツの違い。


メインの具材ともいるキャベツは、切り方の違いが大きな特徴となっている。広島風お好み焼きに使われるのは、細く長く切った千切りのキャベツ。焼いている最中にはてんこ盛りのキャベツも火を通せばしんなりとなり、食べる頃にはかさが減ってちょうど良い量になる。関西風お好み焼きの場合は、キャベツの幅を3cmくらいに切るのが主流。


(3)麺の有無。


関西風お好み焼きでは、あえてトッピングとして注文しなければ麺は付いてこない。一方、広島風お好み焼きは、何も言わずとも麺がお好み焼きに入っているのが基本である。麺の有無も、関西風お好み焼きと広島風お好み焼きの大きな違いになる。


(4)焼き方の違い。


広島風お好み焼きは、生地・キャベツ・具材をひとつずつ重ねて焼いていく、重ね焼きのスタイル。一方、関西風お好み焼きの場合は、焼く前に生地とキャベツを混ぜて焼く、混ぜ込みスタイルが基本。関西風お好み焼きは鉄板に広げて焼き、焦げ目が付いたらひっくり返し、再度表に返し、ソースを塗って完成。広島風お好み焼きの場合は、生地から具材を一つひとつ重ねて焼く。具材をいくつも重ねていくので、関西風お好み焼きより広島風お好み焼きの方が、厚みがあるものが多い。


(5)ソースの違い。


関西風お好み焼きでは、辛口のソースが使われることが多く、ソースの種類は主にイカリソースやオリバーソース。一方、広島風お好み焼きでは甘口のソースが主流。ご当地ソースでお土産品にもなっている、オタフクソースやカープソースが多く使われる。



(6)マヨネーズを使うのは関西風だけ?


お好み焼きのおいしさを引き立ててくれるのは、最後にかけるソースとマヨネーズ。しかし、マヨネーズを使うのは関西地方だけで、広島風お好み焼きでは使わないというのが圧倒的な声だ。


情報引用元:食べ歩きグルメブログ グルコック「お好み焼きの種類?関西風と広島風のお好み焼きの違いとは?」




こうやって書かれていることを読めば、そう!まさにそう!という感じで合点がいくことばかりだ。
また上記の6つの項目の違いは、上の写真でもその違いがはっきり認識することができるだろう。


自分がじかに体験してみて、そしてひでたろうさんに直接その違いを聞いて、自分のモノになったのは、関西風は全部混ぜてから焼くこと、広島風は重ね焼きであること。そして広島風は必ず麺が入ること。


ここのポイントだったな、結局。
簡単に言っちゃうと。


何回も言いますが、関西風、広島風、どちらが好き?とは簡単には言い切れないです。ちなみに、先日の新大阪駅で食べたときは、お好み焼きにご飯、味噌汁セットというのが平日のランチタイムにはついていた。


そうかぁ、やっぱりお好み焼きをおかずにご飯を食べるというのはありなんだな、と思いました。






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