SSブログ

松本グルメ そのさん [国内音楽鑑賞旅行]

いままで松本グルメでどうしても体験していなかった名店があった。それが「うなぎのまつ嘉」である。ここは本当に超人気店で、11時半開店と同時に速攻で売り切れ閉店になってしまう超難しいお店なのだ。だからその名声はよく知っていたのだけれど、なかなか敷居が高いと思っていた。


今回初挑戦してみようと思ったのである。



●うなぎのまつ嘉


開店と同時に売り切れ!長野県松本市が世界に誇る鰻の名店「うなぎのまつ嘉(まつか)」。開店から10分も経たないうちに売り切れの札が店先に並んでしまうという、知られざる鰻の名店が長野県松本市にあるのだ。


江戸時代から6代つづく鰻の名店、それが「うなぎのまつ嘉(まつか)」


こちらのお店、実は江戸時代から続くうなぎの名店として、松本市内はおろか、全国に名前を轟かせるお店。そのため、全国から美味しい鰻を求めて、鰻好きが毎日のように押し寄せているのだそうだ。


そしてこちらのお店、予約ができないことでも有名なお店。


そのため、多くの人々が11時30分の開店前から美味しい鰻を求めて行列をつくり、平日であっても11時30分の開店と同時に売り切れとなってしまう。


今回、どうしてもこの「うなぎのまつ嘉」を体験したいと思い、ここはちょっとそっとの正攻法ではダメできちんと作戦を立てていかないとダメだぞ!と自分は思ったのである。


なぜ、ここのお店は、開店と同時に、すぐに売り切れになってしまうのか、そのなぞ解きを今回紹介したいと思う。


うなぎのまつ嘉


DSC04648.JPG


R1duVXTO5PgRcUJ1606208565[1].jpg



自分は、11時半開店をそのまま鵜呑みにしては絶対ダメだと思った。


ネットで、10時半には並ぶことをお勧めする、という書き込みがあったのだが、よし!それだったら、自分は9時半に並ぼう!


2時間待とうじゃないか!と決意した。


9時半に到着。
やはり1番乗りだった!


こうやって入り口の前に座れる腰掛ベンチがあった。
目の前が入り口である。


FCzB0ov0P9mKlft1606208658[1].jpg


座って待っていたら、お店の人が寒いでしょう、と言って毛布を貸してくれた。
優しい~!


DSC04631.JPG


侮るなかれ!9時半に来た自分は一番乗りだったけれど、9時45分には、続々と人がやってきてあっという間に行列ができてしまった。


自分が、今回学んだ攻略法は、ここのお店は10時半になったら、その行列の人たちをお店の中に入れてくれるということなのだ。つまり座席に座らせてくれる。


つまり10時半になったら、つまり店内のお店の座席は満席になってしまうということだ。そしてこのお店は、あまり商売っ気がなくて、1回座席が満席になった分の人数分しか鰻を用意していないことだ。


結論は、


・10時半に行列の人たちを店内に入れる。→満席になる。
・鰻はその1回分しかない。
・11時半の開店と同時に、すぐに売り切れ閉店。


こういうからくりである。

だから開店11時半をそのまま鵜呑みにしては、絶対無理である。
10時半でも危ない。(10時半はあくまで行列を店内に入れる時間)
やはり9時半に行くことをお勧めする。

10時半に店内に入れてくれる。
そしてすぐにオーダーを取る。


これが「うなぎのまつ嘉」の店内。


DSC04659.JPG


DSC04671.JPG


10時半に店内に通されるけれど、オーダーを取った後、そこから開店の11時半までそこで待たされるのである。


11時半になると同時に、オーダーしたものがやってくる。


メニュー。


DSC04667.JPG


うな丼、うな弁当とあるが、なにが違うかと言うと、うなぎの枚数が違う。
うな丼(2枚)、うな弁当(3枚)である。


昔はうな重というのがあって、これはうなぎ4枚だった。
いまはうな重はやっていないのだそうだ。


自分は、うな丼をオーダー。

そしてやってきた!
これが、うなぎのまつ嘉のうな丼である。


DSC04684.JPG



すごい美味しい!!!


外側はパリっと、そして内側は非常に柔らかく仕上げられた鰻は、タレとの相性も抜群。もちろんその味わいはご飯と一緒に味わうことで本当の意味での真価を発揮している。


たっぷりの山椒でも負けないほどの強く濃い鰻の味わいは、長野県のみならず、世界に誇るうなぎの名店と言っても過言ではない。


本当に美味しいです。

うなぎは本当に美味しいですねぇ~。


自分のうな丼が配膳されたのは、11時20分である。

そして食して店を出たのが、11時30分である。

そうしたら・・・(笑)


DSC04692.JPG


これがこのお店の真実である。


この真実をよく理解したうえで、ぜひ長野県松本市のうなぎのまつ嘉さんにチャレンジしてほしいと思います。



●珈琲美学アベ


Np8FDanOH4A6Nm31606209103[1].jpg



ここもゴローさんから教えてもらった珈琲専門店なのだが、元のオリジナル情報源は、サイトウキネンのオーケストラ・メンバーであることは間違いない。


ここは珈琲に徹底的に拘った本当に雰囲気のあるお店で、いいお店だと思います。
松本の喫茶店というとここしか自分は思いつかないです。


マスターも徹底的に珈琲に拘りのある人で、プロっぽい雰囲気があります。


店内もとてもオシャレ。


DSC04710.JPG


DSC04706.JPG


珈琲を淹れています。


DSC04443.JPG


DSC04715.JPG


ここのモーニングがとても安くて美味しくていいということで、ゴローさんは松本滞在中はホテルの朝食を取らずにここのモーニングで朝食を済ませていました。


自分も昔はそうでしたが、モーニングは11時までということで、今回は時間的に難しく残念ながら。


今回2泊3日の滞在でしたが、3日間、かなりの時間この珈琲美学アベに入り浸っていました。


DSC04442.JPG


だから、もうここの珈琲のメニューをすべて徹底的に味わい尽くしました。
コロンビア、マンデリン、ブラジル、キリマンジャロ、モカ。


でも自分は、珈琲は普段あまり飲まないし、あまり詳しくないので、その味の違いがよくわからないんですね。(笑)


メニューには、


コロンビア(南米:甘い香りと独特のコク)
マンデリン(インドネシア:重厚な苦みが特徴)
ブラジル(南米:上品な酸味)
キリマンジャロ(タンザニア:強い酸味と上品な風味)
モカ(エチオピア:独特な香気と酸味)


と書いてあります。


マンデリンは、ちょっと違うな、ということは自分でもわかったような気がします。


今回ラッキーだったのは、本日のおすすめで、あの幻の「ゲイシャコーヒー」が飲めたことです。自分が3日間入り浸って、いろいろな珈琲を飲んでいたので、マスターが今日は本日のおすすめで「ゲイシャコーヒー」が飲めるよ、と教えてくれたのです。


ゲイシャコーヒーというのは、世界で最も高価な珈琲といわれていて、幻の珈琲ともいわれている。ふつうの珈琲店ではまず飲むことはできないし、珈琲豆店でもまず置いていない。ネットで販売されることもあるけれど、販売とともにすぐに完売になるプレミアで本当に幻の珈琲だそうである。


そのゲイシャコーヒーをその日たまたま本日のおすすめで提供してくれるというのだ。
さすが珈琲美学アベ。ちょっとそこらの普通の珈琲店ではないですね。
本格専門店です。


これがゲイシャコーヒー。


DSC04733.JPG



カップ・ソーサからしてすごいゴージャス。
やはり品格が違うよ、ということなのでしょう。


珈琲があまり詳しくない自分にはちょっと猫に小判でしたが、さすが他の珈琲とは違うな、と感じたことは確かです。具体的にどう違うとかは語れませんが。(笑)


いい経験でした。


この珈琲美学アベ。徹底的に拘った珈琲専門店。


DSC04740.JPG



悪魔のように黒く、
天使のように優しく
恋のように甘い
珈琲のひととき・・・



2泊3日の松本グルメ、いろいろ大変でしたが、統括したいと思っていたその目的は結構叶えられたのではないか、と思います。





nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

Masa

ノンノンさん

いいですね、松本。そして意外に海の幸の料理が多いのですね。私も昔、松本に行って、そこから山中にある明神館という温泉に行きました[いい気分(温泉)]?
人里離れたところでなかなか良かったです!あと雪の松本城も風情があっていい感じでした。
ノンノンさんはいろいろお出掛けされているのですね。
名古屋の投稿も出張でよく訪れた場所なので懐かしくなりました。私は帰京する際によく新幹線口地下1階の山本屋で味噌煮込みを掻き込んでいました!関西出身の私からするとうどん一杯2000円以上はえーという感じでしたが、あのアルデンテな感じは一度食すとやみつきになますね。
時間があるときは栄のイバショウでひつまぶしを頂いてました。名古屋、仕事以外ではなかなか機会がないのですが、また行ってみたいですね。あとヤマザキマザック美術館もちょくちょく行ってました。印象派の作品があって人がほとんどいないので、ヨーロッパにいた時の美術館のように作品とじっくり向き合えます。おすすめです。いつもノンノンさんの投稿、ユニークな視点で、楽しませてもらっております。ご時世柄、お身体にはご自愛ください。
by Masa (2020-11-28 18:18) 

ノンノン

Masaさん 暖かいコメントありがとうございます。山本屋は、新幹線口の地下にもお店があるんですね。それこそ名古屋にはたくさんの店舗があると思いますので、納得のいくところではありますが。。。ひつまぶしのイバショウは、私も行ったことがあります。2015年に初めて名古屋に行ったときでした。友人の勧めでした。このお店も名古屋のひつまぶしとしては、かなり有名処のようですね。

やっぱり自分は旅行が大好きなんだと思います。国内においても海外においても。よく物欲と違って旅行は、あとになにも残らないから損だという方がいらっしゃいますが、自分はそれはまったく間違いだと思います。

旅行ほど、精神の安定、昇華にいいものはないと思います。自分の一生の想い出になりますね。海外はなかなか厳しいとは思いますが、国内はまた暖かくなったら、いろいろ出かけてみたいです。コロナは本当に困りますね。

自分では一生懸命自分が考えていること、思っていることを書いているので、それがユニークだとは思っていないのですが(笑)それを興味をもって読んでいただけるのは、本当にありがたいですし、書き手冥利につくと思います。今後ともよろしくご愛読のほどをお願いします。
by ノンノン (2020-11-30 11:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。