さて、保育園で児童発達支援の施設と連携するから、安くサービスを利用できるように「障がい児通所支援受給者証」をとるのをすすめられたものの、その話がなくなったといわれたというその2まで。
ちなみのこの提携の話は、保育園的にもかなりウリになると思っていたみたいで、園のサイトにも出てたし、地元のフリーペーパの広告ページにも出ていました。
しかし、サイトからはたしかにそのことを書いた文字が消えていました。
多分喧嘩しちゃったんだろう。担任は平謝りしていました。
そんなわけで帰宅してから、旦那に「だから自分で探そうと思うんだよね」という話をしたときに言われたのが
「スシローは本当に通う必要はあるのか?」
「療育に通うことがマイナスになることはない、とこの前の臨床発達心理士の面談ではいわれたよ」とそのまま伝えたのですが
どうも憮然とした表情でした。
男親のほうが、色々葛藤があるのかしら、と流す私ですが。
私がこの通所支援受給者証の申請に役所の人に「この受給者証をもらったら、この子の将来が決まることはあるんでしょうか?小学校にそういった情報いって普通級には通えないとか」というと、
「いえいえ、こちら1年ごとに判断しますし、全くデメリットというものはないと思いますよ」と言い切ってくれました。
しかし、3歳児健診はうちの子は、医者に名前と年齢を尋ねられて「スシローです」「3歳です」と答えただけで「あ、療育をはじめられるんですね。」とうちの子の履歴のようなものを見ながら言われてあっさり終わったので、この受給者証をもらっているというのは、ずっと残るんだなーとそんなところで感じました。
三歳検診はネットでみたら「お腹がすいたらどうしますか?」「眠いときはどうしますか?」と聞くとでていたので(各県が出しているもので全然違いますね)、事前に聞いてみましたが(練習する必要はないです)「ハングリー!」「スリープ!」と、これはこれでいいのかという回答をしていました。
そんな中、公立幼稚園で予約していた教育相談の日がやってきました。ちょうど8/15とお盆中でもう働いてるのか!とびっくりだったのですが、旦那も一緒に行ったところ、なんだか機嫌悪い顔。
私が普段の様子を話して、これから療育を受けられる施設を探したいがどのような所を見て、探せばいいんでしょうか?と質問している間もそんな調子なので、何かないの?と水を向けると
「俺は本当にそんな施設にまで通わせる必要があるのかと思っている」
やっぱりそこかい!
いや来る前に言葉で言え!
しょうがないんで相談員さんに
「療育を受けることでなにかデメリットはありますか?」と私の中で予定調和的質問しました。
すると
「いえ、全くありません。全ての子どもにとってプラスになるものです」
実に爽やかに答えてくれました。
全ての子供て言われると、まじか!となる。
「保育園だと3才児になると20人に一人しか先生つかなくなるから、スシローなんて今以上にほっとかれるのよ(ほっとかれてるかはかわからんが)」
「利用されようとしている療育を受けられる施設だと、お子さん一人に対して一人、もしくは二人に対して1人スタッフがつくと思いますよ」
「そんなつくのか」
「はい。なので一人一人に合わせたきめ細かいサービスを受けられるといえると思います。今は大体どこも送迎をしているので、保育園に通わせているんですよね。保育園に勿論送迎してくれますし、そういった面では、親御さんにとって負担になるようなことではないです。」
ちなみにお金の負担はありますが、私も受給者証をとるまで知らなかったのですが、受給者証があれば、民間の療育の費用は市町村が9割負担してくれて、自己負担は1割ですみ、さらに下記のとおりで上限額が決まっています。
教材費、給食費などがあればそれは月の上限額なく別なのですが(送迎は0円です。給食は300円程度が私の住むエリアは多いようだ)、一般A(年収大体890万以下らしい)であれば、3,4回いけば、その月はこの上限額に達して以後の費用負担がなし。
一般Bでも1割負担分の金額*12日(週3日)とかでおそらく、月間負担額上限にいかないような金額でおさまるという、親にとってお金面での負担がだいぶ軽くなるありがたやありがたやの制度でした。
大体給食があるところであれば、9:30-13:30くらいまでというのが私のもってる冊子では多そうでした。
「そうなのか」
と話は戻り、おなじことを私が説明しても聞き流していた旦那ですが、相談員の人に言われると、療育に行くことがスシローのためになる!という気がしてきたようです。
私としても習い事が一つ増えるのと感覚がたいして変わらず、利用できるものは利用したい、できるだけ早いうちに、と思うのですが
療育にわが子を通わせるのが、必要ないと拒否反応強い親も結構いるというので、夫婦で早めに歩調を合わせられたのは非常に良かったと思います。
話の内容より、誰から聞いたかで、頭にすっと入るかが変わる旦那らしい態度の変化。
基本体育会系なので、目上の男性に言われることは、しっくりくるよう体にしみついているのであろう。
「でもこんなにあってどうやって選べばいいのか…」
あとから知ったのですが、私の住むエリアは全国的にも児童発達支援サービスの施設数が多く、さらに毎年増え続けているという選び放題エリアでした。役所でもらった施設一覧の冊子が1ページに1施設紹介なのですが、200ページ超えてるよ…。
知り合いに言わせると、老人介護施設よりも、発達障害とはいえ子ども相手なので、スタッフの離職率も低く、なにより正直儲かるんだよね、とか。
「こちらの近くにお住まいなんですよね。私は全部ここらは全て行っていまして、たしかに施設によって色々なんですよね。正直あまり力を入れていないところもあります。あまりこういったおすすめはしてはいけないのですが…」
と熱心に取り組んでいる施設を4か所〇つけてくれました。むしろこんなにあって4か所しかないのか!簡単に参入はできるので、施設のサービス差が広がるわけよ。
ちなみに人気のところは、プログラムがしっかりしている、体操、音楽など、療育においてもお勉強系といっていいのかわかりませんが、そういうところのようで。
今日相談にのってくれた方は1人で相談を一手に引き受けてる人だったのですが、この時期は年長さんの相談が多いと言っていました。
次回は見学に行った2か所について書こうと思います。
ちなみに今回の教育相談は幼稚園にある相談の部屋で、おもちゃがたいりょーに用意されていたので、スシローは、はりきって全部出して一時間ずっと遊び倒し、帰りはまだここにいる!と泣いて、旦那に抱きかかえられて車に乗せられていました。
車に乗ると、あっさり泣きやみ、違う話をしていました。いつもそんなかんじです。