ブログを初めて8年目
入った温泉ここで639湯目
これまで たくさんの鄙びた系宿の温泉に
入ってきたけれど いろんな意味で
NO.1の温泉と出会えました
 
そんな温泉が富山県南西部
庄川温泉郷からほど近くにあったんです
庄川温泉郷といえば
船でしか行けない秘境の一軒宿
“大牧温泉”
去年の秋 お客さんがツアーで宿泊
嬉しそうに写真 見せてくれたっけ
 
 ここを知ったのは くまる先輩 の記事
 今回もお世話になりました
泊まりは無理だけど、ならば日帰りで
偶然にもチューリップと同じ砺波市
よし ここ行こう
 
夏旅北陸 1日目⑤ 湯谷温泉 泡々水没
 
湯谷温泉バス停と書いてある
小屋の先のポストを鋭角に曲がり
 
坂道を降りていく
この坂道が長い上に結構な角度
帰りが怖い
 
眼下に見えてきた立派な木造の建物
元 温泉旅館で現在は日帰り入浴のみ
の気配はなし
聞こえてくるのはセミの声だけ
でも 玄関フルオープン
よかった ほっ
 
広い玄関にキレイに並んだスリッパ
昔ながらの広い玄関は下床も板の間も
ゴミひとつなく ピカピカ
宿主さまは不在でも 大丈夫上差し
 事前調査済
「いらっしゃいませ 入浴(一浴)は可能です
どうぞ ごゆっくり
ありがとうございました」←完結
こちらこそ ありがとうございました
では、お邪魔します
 
湯谷温泉旅館
富山県砺波市庄川町湯谷235
電話0763-82-0646
一浴料 500円
一浴は夕方5時まで 木曜日定休
 
どこまでも続く廊下
 
ブルーシートめがけて
コンクリの階段をさらに降りていく
平成16年の台風23号による増水で
流出してしまったまま、この状態が続いて
いるそうです でもって 帰りが怖い
 
と、到着
昭和ちっくな女湯
おどろおどろしい脱衣場
コンクリに、はめ込まれた脱衣棚のみ
あんまり 怖くて先に覗いた男湯
 
絶句
何が絶句って浴場が水没してたから
溺れるわけじゃないんだから
落ち着いて落ち着くのよ
 
とにかく脱衣場から見ると
位置的には下。 階段を降りるんだけど
階段も水没状態 要は水位が浴槽の上
興奮していて上手く説明出来ないし
上手く撮れない
 
女湯と男湯は繋がっている模様
よくわからないまま湯へ
 
やっぱり女湯も同じだった
洗い場はなし かけ湯は
えーとえーと
いったい排気口はどこなんだ
(後で判明 丸い穴でした)
 
ガタガタ 誰か来た
その前に撮れるだけ撮っておこう
ちゃちゃっと撮って脱衣場へ戻ったら
おばあちゃんがおひとり
(あの坂道と階段降りて、ここまで来た
おばあちゃんにココロの中で拍手)
 
ということで、ここからふたりで湯浴み
 
おばあちゃんは湯谷温泉へ
かれこれ50年通っているという地元
昔は1人で通ってたけど今は無理なので
息子さんに連れて来てもらってるそう
おばあちゃんにも 吃驚したけど
それ以上に驚いたのが
入って間もなく 全身にびっちりついた
細かい気泡 ぷっちぷち
この気泡のつき方は、あれ、あれと同じ
大分の名湯 ラムネ温泉→
でもラムネ温泉より温くないこの時期
適温39℃ 浴感はすこぶる爽やか
 
おばあちゃんはここに座って
半身浴しながら いろいろ教えてくれた
「昔から なにも変わってないよ」 って
1番笑っちゃったのは
 
おばあちゃんがニコニコしながら
これを持ち上げた瞬間
 
発射いや噴射かなあせるあせるあせる
上下可動式筒形湯口
男湯と女湯の壁を隔てて
シーソーのようにギッコンバッタン
面白くて ずっとやっていた
 
つるニュルプチプチしゅわしゅわ
極上湯を全身にまといながら
すっぽりとコンクリ浴場に抱かれてる
そんな感じ
 
 オレはここに永住する
 気持ちわかるけど・・・
 
鄙びた系温泉
好きな方もいるだろうし
苦手な方も多いと思う
決して万人受けはしないのは
重々承知
だから温泉が好きの方におすすめします
泡あわ一浴
 

adieu 富山
石川県へ向かいます

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