買って持ち帰って結構経ちますが、私のメインアジングロッドの、
ブルーカレント 83TZ NANO flexのインプレいきます。
以前に書いた旧型の83TZ LCのインプレはこちら
メバルやアジを狙うライトゲームロッドでロングロッドとなると、フロートやキャロを使うロッドが多いですが、83TZはジグ単でロングキャストをするという、少し珍しいコンセプトのロッド。
それが私のアジングに大ハマリ。
メアジでも豆クラスは表層のライト周りにいるので、ショートのブルカレ62TZnanoやアジストで1g前後のジグ単で狙う。
20cm前後の良型はそういう射程圏内にいる事もありますが、多いのは底近くだったり、もしくは遠距離に光の届かない範囲にいる事が多い。
それを3g前後のジグ単でフルキャスト。
底まで沈めて狙う。
キャロで狙う手も有りますが、メアジってサイズがいいほどアタリを明確に出さないんですね。
となると重めのジグ単の方がアタリが取りやすく、そのアタリが取れるロングロッド…
という事で83TZが大ハマリでメインロッドに。
となると、何らかのトラブルで使えなくなると、釣果がかなり落ちるのは間違いない。
と釣具屋に中々いけない海外在住アングラーとして怖くなり、もう一本買うか？とも思うが、同じロッドを買うまでもなあ…と。
するとちょいパワー有るけど、
ブルカレの85TZnanoなんかどうだ？
なんでもロッドって元々好きやし、
しばらくは代用として83TZがなんかあった時の備えになるし、一本しかないエギングロッドに対してもなんかあった時、もしくは新しく買い替えでええかも…と思ってたら、
83TZ NANO flexの発売のニュースが…
で、飛びついて買ってしまったのが去年。
旧型と同じ様に、すっかりメインロッドとなっております。
その新旧83TZの違いですが…
まず新型の方が張りが強く感じます。
といっても硬いというわけではなく、
旧型と同じ様に曲がるんだけど、反発力が強いと言った方が正確かな？
私のメインパターンに尺ヘッドDタイプの3gを底まで沈めてから複数回ジャークを入れてダートさせるやり方が有ります。
その時に旧型はジャークして曲がったロッドが戻るのにワンテンポ置いてから戻る感じなのが、新型はダイレクトに反発して戻る感じ。
だからダートがさせやすいように感じてます。
そのダートの後にスローリトリーブしてくるわけですが、アタリが出るのこのリトリーブ時。
しかし、良型メアジは表層のマメに比べるとアタリが小さい。
「コツン」なんてアタリはあまりないです。
モゾッというか違和感を覚えて合わすと「食ってた！」という事が多いです。
この違和感を探る為にリトリーブしながら、ティップを曲げたり戻したりを繰り返します。
つまり、その作業にて自分から掛ける負荷を変えることで、魚が食ってるか食ってないかの負荷の変化を感じようとしてます。
この作業、新型の方がしやすいです。
先に新型は戻りが速いので張りが有る様に感じると書きましたが、ティップの曲がりは新型の方が柔らかく感じるんですね。
それでいて戻りは速い。
だからか、感度、違和感を感じるのは圧倒的に新型の方が上です。
つまりアタリを取りやすい。
そういう事もあって、買った時は交互に使おうと思ってましたが、最近は新型ばかり使ってます。
先日、このインプレ書くのに新旧使い比べてみましたが、掛けたのは新型が多く、さらに旧型はバラシが2回でてしまいました…
このバラシも新旧の性能の違いからくるのかわかりませんが…
キャスティングに関しても新型の方が私は好きです。
この戻りの速い反発力が私のキャスティングに合ってるのか、戻りとリリースのタイミングを合わせやすくて、ガイド絡みなどのトラブルが殆ど出てません。
飛距離は…夜なんではっきりしませんが…
そういう事でブルーカレント83TZ NANO flex
今まで使ってた83TZ LCに比べて、ヘボな私でもわかる性能向上ぶり。
買って正解でした。
新型をメインに使って、もしなんか有っても旧型が充分代わりになるでしょうし。
でも使い慣れてると旧型で辛抱たまらんかも…
まあ帰国までなんとかなるでしょう。
そういや83TZ NANO flexを買った時に…
同時に出た93TZ NANOも買ってたんですね。
いやね、たまにキャロ使う事があるんですが、ジグ単のロングキャストが得意な83TZもその柔らかさからか、重めのキャロに長いリーダーのフルキャストはどうも苦手で…
だから私はエギングロッドでやってたんですが、エギングロッド、私のはオリンピックのカラマレッティーヌーボーの88MLですが、ティップが少し硬い。
そして先に書いた様にエギングロッドもカラマレッティーヌーボー一本しか持ってない…
そこで85TZ NANOの購入を考えてたのですが、その時は83TZの代替も85TZに負わせようと。
でも83TZ NANO flexを買った事でその役割は必要なくなった。
それならばより性格の離れてる93TZ NANOの方が良いんでは…と思い出して…
つうことで次回はブルーカレント96TZ NANOのインプレです。
