4月27日　　そもそも助成金とは？助成金を支給するために必要な要件とは？

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士・求人採用解決アドバイザー　吉野正人です。

4月27日月曜日。緊急事態宣言後、毎日顧問先の雇用調整助成金に関する問い合わせ・打ち合わせが続いています。また新規の問い合わせも頂いています。そんな状況の中、そもそも助成金とは何でしょうか？

助成金とは、国（厚生労働省）より一定の要件に当てはまればもらえる、「お金」です。助成金は、「融資」のように返済する必要はありません。

　一定の要件というのは、
1事業所として雇用保険に加入している事。
2従業員を雇って、雇用保険に入れている事。
3労働保険料を滞納していない事。

等が必要です。

なお助成金を貰うためには、法令遵守していることが原則です。あと下記の書類が整備されているか否か？が助成金を貰うための最低条件だと思います。

・賃金台帳

・出勤簿

・就業規則、労働契約書

上記書類が整備されていない会社は、助成金の請求は非常に難しいと思います。なお賃金台帳や出勤簿を「事実」と異なる内容で作成することは捏造であり、助成金の不正受給になります。一部の社労士及びコンサルタントが書類の捏造・二重帳簿作成をしている噂を聞きますが、調査時にはアウト（不正受給）になりますのでご注意願います。