2階にある古くなった主人の机を1人では運び出せないため、解体しよう!と思いました。
プラスとマイナスのドライバー、何種類かのペンチ、軍手で取り掛かりました☆
結婚する前から使っていた机で、昭和30年代ぐらいのもの?
主人はあまりお金に縁がなかったので、この机も高級品ではなく、すぐ解体できるだろう・・・・と思いました。
確かに道具もあまりない中、中断しながらの半日程度でできました☆
ただ、びっくりしたのは、手がこんでいるっていうか解体しやすくできていて、あちこちに工夫が感じられたのです。
引き出しも下の段には硬めの木が使われ、接着剤もそこだけに使われているようで、下の段の引き出しはそのままになりました。
ほかの引き出しは、パラっとほぐれる感じなのです。
ネジは穴が開けた中にあり、すぐプラスドライバーが当たるようになっていました。
クギは斜めに使われていて、すき間にマイナスドライバーを差し込むとすぐ離れるようになっていました。
机の解体で、何度も「なるほど!」と思うことがありました。
残った天板で、これを粗大ごみで出す予定です。
主人は、大工仕事が好きだったので、定年後、小さな修理引き受けますという看板を出そうか、などと冗談を話したりしておりました。
針仕事やパジャマなどのゴムひもを替えるのも得意だったのを思い出したりします。
中高生はこういった古い家具の解体で学ぶことが多いのではないでしょうか。女性にも必要な技術のような気がします。
ドライバーを手首や指を使って力を入れる作業で、遅く寝ても早く目覚めるこの頃だったのですが、寝坊をしてしまいました(汗
つまり、ぐっすり眠るには手首・指を使うこと?なのかもしれません。
精神疾患には暮らしの技術が大事、ということが言われていました。この点でもなるほどと思いました。
暮らしを見直すことで健康になると、この机の天板は教えているような気がしてきます。
昔の人は使い古した道具にも神様を感じたようですね。
教え子の結婚式に招待され、祝辞を頼まれておりました。
たくさんの招待状と座席表をとってあったりして・・・・・・
けっこう分別がたいへんで中を見たりすることになります。
お役人さんの結婚式の座席表があって・・・・出席者の肩書がつけられていたのにはびっくり。
これでは出世競争になるのは無理がないなあ、と思いました。
江戸時代からずっとだったりして・・・・
日本の改革には、出世というものの考え方を払拭する必要がないでしょうか?
いやいやグローバル化なんだから、世界で出世したい・・・
そこに罠が仕掛けられることに警戒を。
不合理でない社会をめざして
少しずつしかしスピード感をもって変えていくことのはず。
有能とは偏差値ではわからないとも思います。
なにせ幼稚園の先生に1日1回は机に向かうこと、と言われたものですから。
机は大事なものだと思いますが、現代ではスマホがあればよい、みたいになっている?
少しずつ考えることを放棄している、ということではありませんよね。
古い机をそのまましまって、何かに役立てることができるんでしょうけれど
ついつい処分を考えてしまっております。
紙のように木材を細かくするかして再利用するようなことも必要かもしれませね。再利用できるような木材の使い方をするとか。