アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

八ヶ岳 杣添尾根-横岳-赤岳 往復登山記 1

2018年08月14日 00時43分36秒 | アマチュア無線

八ヶ岳登山を振り返ってみます。

夜の12時過ぎに西国分寺駅近くのコンビニで友人をピックアップ。
国立インターから中央高速道路に乗って須玉インターまで。
国道141号線を清里、野辺山方面に進みます。
野辺山駅の近くのコンビニに寄り、最終補給。
海ノ口自然郷(別荘地)に向かい、登山者用駐車場を目指します。
八ヶ岳高原ロッジを目指せばその先です。
この辺り一帯は高原リゾート地として開発されたところなので、快適な道路もほぼ私道。辺りは別荘地、静かに通行しましょう。
登りきると登山者用駐車場が現れます。
ここは10台しか停められません。杣添(そまぞえ)尾根ルートがどのくらい人気なのか知らないので、停められるかどうか不安でした。
金曜日の朝3時、停まっていた車は1台だけでした。私が2台目。
ここで朝5時まで休憩しました。
朝5時の段階で車は4台になりました。駐車場は10台と言いますが、もう少し停まれる感じです。
皆さんほぼ同じ時間に出発でした。

登山口はこんな感じです。
登山道は恐らく別荘地が開発される前からあったのでしょう。しばらくは別荘地の中を通過していきます。
最後の別荘から少し歩くと一旦左下に川が見えるところを通ります。
ここでこれから登る八ヶ岳が見えます。雲がかかっていてあまり見えませんでしたが、このルート、ほぼここしか眺望という眺望はありません。しっかり眺めておきましょう。

整備された(大きな砂利舗装で歩きにくい)ルートを抜けると一旦林道に出て、ちょっとだけ林道を歩きます。すると防火用の貯水池に出ます。

 

ここは広く開放的。休憩用の東屋もあります(が、池の向こうなのでわざわざ寄る感じでは無いかな)。
ここまでは楽勝。お散歩ルートと言ってもいいでしょう。

林道沿いには簡易トイレが2個あって、駐車場にもトイレは無いので大変貴重なトイレ。しっかり済ませておきましょう。(紙も十分用意されていて、まぁまぁキレイでした)

ここから本格的な登山道になります。
しばらくは川の近く(川は見えない)を歩きます。そして小さな橋が現れます。橋はネットで見るよりきちんとしていたので最近直したのでしょう。

橋の上から撮った川。苔が生えて靄が立ち上り、ジブリの森のようです。

対岸には階段が整備されていますが、少し傾いていて、金属ネットの斜めラインが超滑ります!!
登るときはあまり気が付きませんでしたが、帰りは二人に一人は滑って転ぶくらい滑るので、絶対気を抜かないように。手すりがあるので絶対につかまりましょう。ゴール直前で大けがしてしまいます。
注意看板付けたいくらいです。

さて、ここからは深い深い森林地帯です。斜度は最初はきつめ、全体的には緩めですが、きつくなったり緩くなったり。石、土、木の根、落ち葉の積もったところ、倒木越、などなど、周囲は苔むしたいかにも八ヶ岳の森林です。

 

針葉樹と白樺の森がひたすら続きます。途中休憩にいい場所はあまりありませんし、そこが地図上でここ、と言えるような目標もありません。そんな道が数時間続きます。

 

こんな看板が2か所ほどありました。西武杣添小屋(無人)、いつの時代でしょうか。
そういえば私が若い頃よく言った写真屋さんの主人が、今はリゾート地だけど、以前は避難小屋(恐らくこの西武杣添小屋のことでしょう)のすぐ近くで遭難事故があった、冬はとても厳しいところなんだよ、と言っていたのを思い出しました。

尾根ルートでは後続の個人、家族が数組私達を抜いていきました。この森で会う貴重な人間。延べ10人も居なかったと思います。降りてきた人は二人居ました。上の方では私達を抜いて横岳往復をしている家族と再会。かなりのスピード。健脚だなぁ。(横岳往復だけだとほぼこの森林を味わうだけの登山になってしまうけど・・・)

頑張って登っていると辺りの雰囲気が変わってくるところが2か所あります。一つは雪の重みで曲がった木ばかりのところ。

枯れ木帯と言われているようですが枯れてはいないようです。この先、右手もこのような森に来ると森の向こうに硫黄岳方面が少し見えてきます。
次は森林が切れてハイ松帯に突入します。

ここで山頂に向かって左方向を見ると今日泊まる赤岳天望荘がほぼ同じ高さで見えました。意外と近い。でも目の前の山を登らないとあそこには行けません。(実は一登りどころではありませんでした)

このハイ松帯を真っすぐ登り切れば主稜線、三叉峰に到着です。
この二つの変化は、長い長い森のルートの最後のほうに連続して現れます。せめて真ん中あたりに大きな変化が欲しいなぁ。
そういえばこの尾根ルート、後半戦で頭痛と気持ちの悪さが・・・高山病の症状!!・・・。慌てて水分多めに摂って深呼吸を数分間。なんとか回復。その後は大丈夫でした。
さて、かかった時間ですが、朝6時に登山を始めて、三叉峰に着いたのが12時過ぎ、なんと6時間以上もかかってしまいました。(-ω-;)ウーン、遅すぎ。
でも標高差1000m以上登りました。立派なもんです(よね)。

三又峰。ここに荷物を置いて横岳まで往復しました。横岳往復も30分もあれば可能ですが、のんびりしたせいか、1時間くらいかかってしまいました。

一瞬晴れたのが良かったですね。

荷物を回収してスタートです。が、とっくに赤岳天望荘に着いているはずでしたが、まだまだでした。

(続く)

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KX3 activates Akadake for S... | トップ | 八ヶ岳 杣添尾根-横岳-赤... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アマチュア無線」カテゴリの最新記事