清五郎の歓喜＋α

来季の新監督候補

新潟に足りないものは何か。
新潟らしさとは何か。

是永社長になってから、その議論は相当されるようになった。
前線からの守備、ショートカウンター、粘り強いあきらめないサッカー。
新潟の形というのはあるけれど、それだけでは勝てない。
やはり総合力。

後ろで守らなければならないときは、守る。
縦にロングパスをポンと入れなきゃならないときはそうする。
崩しきれないときは、ミドルでも狙う。
いろいろオプションはあって良いと思う。

変わらないのは、新潟に誇りを持つこと。
要は、アルビの選手であること、チームであること
サポーターであること、それがプライドオブニイガタであること。
闘う姿勢、新潟のために戦う、全身全霊で戦う。それだと思う。

だから、それを体現してくれる監督ならば、
オプションは多いに越したことはなく、
海外からの招聘は、日本人監督にはない、
経験値を期待できる。

吉永監督は、良い戦いをしてくれていると思う。
与えられた環境の中で、良いところを引き出してくれている。
しかし、結果はでなかった。
さらに言えば、貴重な戦力を引き出していない。
秋山君がようやく善くんのケガで出番を得たが、
これだけのポテンシャル。どこかの公式戦で
早めに使ってもらいたかった。
さらに言えば、出番が消えた凌磨、ヨンチョル、
達也、カウエなど、もっと上手くその力を
使ってもらいたかった。
あまりにも固定メンバーすぎるとも言える。

選手の好不調の波など関係なく、
一度決めたら、ほとんど変えない。
選手が三十数名いるのに、先発を考えて
予想する楽しみはほとんど失われた。
相手に合わせる必要はないけれど、
相手が高ければ、より高い選手を、
相手が遅ければ、より早い選手をなどと
考えてもよさそうなものなのに。

チームのコンセプトがはっきりしてきた今、
監督のカラーではなく、チームカラーを体現する
チームを監督が作り上げる。
選手の良さを引き出して、チームカラーと同調させる。
それが出来る監督なら、新監督で構わない。

来季に向け、良い監督を選べるように期待する。
新潟のフロントは、本当にがんばっている。
サポーターはそれをしっかり支援しようよ！

がんばれアルビレックス新潟！
（残り２試合も勝つ！！！）