２０２０年3月24日にIOCバッハ会長と日本の安部総理大臣との電話会談が２０時頃に行われ、森喜朗東京五輪大会組織委員会や小池東京都事、橋本五輪担当大臣らが同席した中で電話会談が行われた。
■決定事項
・世界中のアスリートおよび観客の安心安全を確保する為には延期せざるを得ない。
・中止することは無い。
・来年の夏までにはやりたい。
と決定された。
武漢コロナウィルスの状況次第となるが、現在の希望は来年の夏までの間には開催したいと望んでいる。
聖火リレーは3月26日からは中止される。
安部首相とブレーンによって勝ち取った延期
延期を勝ち取った？と思われる方もいるでしょう。しかしこれはかなりの勝利なのです。それは、大会の中止だけは絶対に避けなければならない事態であったと言うことです。
戦略で目についたポイントとして、G7の会合と聖火の日本上陸。
国内の根回しの話は置いておいて、この二つが何を意味しているかというと、G7では完全な形で開催するという約束。
これは、武漢コロナウィルスの影響によって参加国の辞退が相次いでいてはならないだけで無く、観光客の減少なり、無観客試合で行う事や、アスリート達への健康への安全などの懸念の払拭をおこなって全ての競技を通常のオリンピックと同じように行うという意味。これが言葉としての戦略だったわけです。
もう一つの聖火については、聖火は開催国にある。開催が終われば戻されるというシステムなのです。自衛隊機を使ってまで自国に持ってきた訳はそこなのです。自国に聖火がある限りオリンピックの開催地は東京であるということなのです。
これを担保できた事で、延期の相談をIOCとすることができたのです。
東京オリンピックは開催される。この3つの内のこの項目のために数ヶ月間動いていたわけです。
選手の皆さん。オリンピックが東京で開催されなくなった訳では無い事に注目してください。
五輪の時間がずれてしまった選手は・・・
世の中としては妥当な決断ですね。
選手は色々大変だけど、切り替えるしか無い。
来年も代表選手としてベストな記録を作り続けていくしか、自分の道は無い。
海外との差をもっと縮めるチャンスだと思って計画的にトレーニングに打ち込んでいこうぜ。
代表じゃない選手も、実際２０２４計画というのが海外では既に発動しています。
日本は目先だけで精一杯のようですが・・・。
競技選手ならば、もう一度チャンスが回ってくるかも知れない状況ができるかも知れないと、（無いかもしれないが）目標を作ってモチベーションをつくろう。
ジャパン史上最強シリーズを読破すれば、自分に足りないものが見つかるかも。
Bon COURAGE!!
CKNM WEB ENGLISH ARTICLE
On March 24, 2020, a telephone conference between IOC President Bach and Japanese Prime Minister Abe was held at around 20:00, with Yoshiro Mori, Tokyo Olympic Games Organizing Committee, Koike Governor of Tokyo, and Hashimoto Olympic Ministers in attendance. A telephone talk was held inside.
■ Decisions
・ It must be postponed to ensure the safety and security of athletes and spectators around the world.
・ There is no cancellation.
・ I want to do it by next summer.
It was decided.
Depending on the situation of the Wuhan Coronavirus, we hope to hold it now by the summer of next year.
The torch relay will be canceled from March 26.
英語間違ってたらスマソ。
