紙の普及というのは、即ち技術の普及、と同義です。どんなに優れた技術が存在していても、後世に伝わらないのであれば文明の発達はありえませんから

そうだよね、その通りだよね。思い切ってブックウォーカーで合本版買ってよかったです。
リアの言葉は…本当に最もだと思います。
柑橘ゆすら先生と夜ノみつき卿には永久的に感謝しています!!本当に…永久的にありがとうございます!!
なぜ『最強の種族が人間だった件』が電子書籍で買えたのか」伺えます。
同じようにどんなに優れた作品や素材が存在していても、後世に伝わらないのであれば、創作の界隈の発展はありえないもの。
だから、私達は散逸する前に著作権保護期間を短縮して今この世界に復活させる事を志しているのだ。

いくら面白いモノが作れても…作られても、それが未来に残らないのであれば創作文化は発展しない。
面白いモノを作れる事がかえって、文化保存面の問題が絡むディベートなどでは不利になる事もある。
なんでそんな事が言いきれるのか…その結果が何なのかは…生路は常々言っているよね。


この劇中では印刷技術のことなのですが、こうして、私達がこうして当たり前にパソコンやスマホを買って使えるのも、先人が残した技術があってこそのものだ。
自分達が使っている技術が当たり前に存在しているから、その有難味に気付きづらい。
…ましてや、そういう技術の結晶を削す事や、必要としている人を蔑ろにする事は絶対によくないと思う。
…そう、同じことは受け手側だけでなく、技術や作品を産み出す側にも言える。

人々が無理に失われるものを諦め続けた結果が他でもないアリスソフトに降りかかった事だ。
一度たがえた歯車はもう戻らないと諦めた結果、FBIとアメリカ著作権庁が割れ厨の罠に遭いひどい目にあったわけなのだから。
余人にとってくだらないようなものぐらい、割かし簡単に手に入るような世の中じゃなかったら、実際に何処かで無理が来てしまった結果があのゲームなのだから。

日本の警察は優秀なので本気になればほぼ確実に捕まる事が前回と今回で分かると思います。どなたの人生もエロゲで棒に降る程の無価値なモノではないはずです。我々の為は基よりご自身の為に違法行為は控えた方が良いと思います」と某社長も言われているけれど…
OSなどの問題でモノによってはちょっと難しいかもしれませんが、更なるメーカー側の収益はもとより、そのエロゲで人生を棒に振る人を未然に出さない為にも…まだ著作権のある全てのエロゲがDL販売で揃う日は来ないものでしょうか?

ヒラリー・クリントン氏の絵本やマザー・テレサの格言でも少しだけ言及されていましたが、与えてもらって当たり前という考えが、最悪の形へと進化・深化すると逆にこういう人としてキレイすぎる心境にまで陥るのです。
「人は人に当たり前に他人に優しくできないのか?」「なぜ、技術を持ちながら人を助ける・救う・喜ばせる為に使わないのか?」という。

そういう意味じゃあ、敬意と感謝の弱点にして、その対極にあるのは、徳・真心・慈愛・ラブ&ピース、なんだよね。
そう本気で疑問に思えたならば、「ありがとうの反対のあたりまえ」を通す道の入り口はそこにあります。

…さて、これらを纏めますと…そういう考えの人に作る側・与える側への敬意や感謝を教え込むには…
実際に作る・与える方を経験させるしかない、という事です。 参考
経緯や感謝が無いからと言って使う事を拒否すれば、自身を上記のような敬意や感謝との相性が落ちる方向に人間的に成長させることでそれらを伴わぬ弊害を克服される恐れがある。
TPOもそうですが、敬意・感謝は人間的な相性を落としさえすれば、守らない弊害を簡単に克服できますから。(マザー・テレサも、ヒラリー氏もその点は少しだけ言及していた。)

まあ、生路には自分の考えが極端で一方に傾いたものである自覚はあるのですが、間違っているとは思わない。