とらぶるまにあ、トゥループリンセス(ToLOVEる)
殆どのヒロインのリトと結ばれるif展開も拝める。このため、ToLOVEるはキャラの扱いに不満を持つ人が出にくい作品環境。

ラストティラノモン(デジモンシリーズ)
このラストティラノモンの登場まではかつてのティラノモン系統の扱いに「ティラノモンは“看板デジモン”なんだから優遇しろ」「ティラノモンこそ本来の主役。グレイモンに主役を奪われた」と発言するファンもかつてはいて、その中には迷惑行為を繰り返す人物も少なからずいた。
まあ、ティラノモン系の進化の究極体にはムゲンドラモンやキャノンドラモンが宛がわれていたので、それでも基本的なデジモンの代表的存在として活躍していたのですが。
だが、そんなティラノモンは、デジモン15周年記念作品の『デジモンワールド リ:デジタイズ デコード』では事実上の作品の裏主人公格です。
この作品で正式な究極体のラストティラノモンが初登場してからは、ティラノモンの扱いの不満を理由にする悪質ユーザーはいなくなった。
もちろん、これはスタッフが現在のティラノモンの不遇ぶりと、そこからの悪質ユーザーの発生を認知していたため、活躍の場を設けたかったから。
その名前の「ラスト」が(前者はファンによる推測で、公式の明言は無いが)「最終形態」と「錆」のダブルミーニングになっているのも、何かを狙っていないだろうか?
当然、ティラノモンと同じく超最古参の成熟期デジモンである「Ver.1成熟期で、唯一同族がいないデジモン」であるエアドラモンも、同じことが起こらないとは限らないし、ぶっちゃけ「公式が健在である限り、今は無いデジモンにも明確な進化ルートや亜種が設定されるかもしれない」という意味ではデジモンシリーズ作品環境自体がキャラ厨にとって非常に良い。

早坂秋水(武装錬金 るろうに剣心の雪代縁から作られたモドキキャラ)
素体の雪代縁は姉を亡くした末にほろ苦い結末を迎えたけれど、そのモドキキャラである早坂秋水は姉と共に割と幸せな結末を迎えた。
「報われなかったかつてのお気に入りのキャラクター」との思い出を引きずり続けるぐらいなら、
「自分の趣向とする一次創作」を作るにあたって、かつてのお気に入りのキャラクターとモチーフにしたキャラクターを報わせたげるのもありかもしれません。