極 20180903-1
【ラーメン小 750円】


 

むかしむかし、浦島太郎という若者がいました。
ある日、浦島が浜辺を歩いていると、子供たちが亀をいじめていました。
かわいそうに思った浦島は、その亀を助けてあげました。

 

その次の日の事です。

 

兄亀:「浦島さん、浦島さん」
浦島:「え?」

 

振り向くとそこには大きな亀が。
なんと昨日助けたあの亀の兄だと名乗っています。

 

兄亀:「昨日は弟がお世話になりました、ぜひ竜宮城へ案内させてください、げへへ」
浦島:「え、あの有名な竜宮城へ!?」

 

浦島はわくわくして亀についていきました。
亀はそのまま町へ。
あれ、海じゃないの?
気が付けば怪しい歓楽街。
周りには赤や紫のネオンがピカピカ。

 

兄亀:「さ、着きましたぜ、げへへ」

 

見ると目の前にはお城のような建物。
入口にはこんな看板が。

 

『ピンクサロン竜宮城』

 

ええー???
マジっスかー???
亀助けると、もれなくこんなうれしい所連れて来てもらえるんスかー???

 

ドキドキしながら中に入ると、ステージでは鯛おねーちゃんや平目おねーちゃんが大人のダンスをゆ~らゆら。
浦島入場とともに、どどっと駆けより、うらしまさぁ~ん♪うらしまさぁ~ん♪と、密着!密着!超ぉ~~~~密着!!

 

りゅ、りゅ、りゅ、竜宮城、すげぇーーーーっっっ!!!


竜宮城だけに、おねーちゃんみんな獲れたてぴちぴち!
しかも海だけに、衣装は見えそーですごく見えるシースルー!!

 

浦島もう有頂天♪♪
すすめられるままに、じゃんじゃん注文。
ドンペリ空けるわ、ヘネシー空けるわ、容赦無用のやりたい放題!

 

どのくらい遊んだだろうか?
ふと見ると、目の前にこの店最強マックスの超極上おねーちゃんが!!

 

間違いない、この人こそ乙姫様。
ついに真打の接待か!?
むふふふふふ~♪♪
今日はもーーー、ヤルとこまでヤっちゃるでぇぇぇーーー!!!

 

乙姫:「お会計」
浦島:「・・・・・・・??・・はっ??」

 

と言われて手渡されたレシートには。
信じられない金額がッッッ!!!!!!

 

な、なんじゃコリャ?
ちょ、ちょっと待て、これは亀助けたお礼じゃなかったのか?
おい亀、ドコ行った?
ドコ行ったーー???

 

慌てて見回すも、さっきまでいたはずの亀はいつの間にかいない。
オロつく浦島。
ふと見ると、向こうにはすごく怖いおにーさんたちもスタンバイ。


 

か・・・亀のヤロー・・だましやがった・・・・(震)(震)(震)。



 

------- 50年後 -------



 

ここはかつて浦島が亀に騙されて拉致された浜辺。

 

あちらにボロボロのおじーちゃんがひとり座っています。
まるで人生を全て奪われて、数十年振りに帰って来たかのような風体。
手には「タマテ箱」と書かれた木箱を抱えてますね。
ちょっと中を見せてもらいましょうか。
おや、1枚の紙切れが入っているようです。

 

「またのご来店お待ちしております 乙姫」



 

昔も今も。
大人の世界って怖いですね。

 

では、さようなら。


 

極 20180903-2

 

久々に二郎系食いてーって事で。
極へ。

 

11時半開店のほぼ11時半着。
先客2名、わたし入れて合計3名。
この日は朝から気温が高く。
かなりのまった~りスタート。

 

そりゃこんなクソ暑い日に朝11時からクソ熱いラーメン食いたくないわな(笑)。

 

券売機周辺をジロジロ見たけど、限定メニューらしき告知は見当たらず。
まああっても頼まんけど。
いつも通り普通にラーメン(小)のボタンをポチリ。

 

しばらーく待って、ラーメン登場。
写真パシャパシャ撮って、さ、いただきましょー。

 

極 20180903-3

 

スープはチョイ濁りの薄茶色。
液温やや低。

 

アタックからラードべったり。
分厚~く舌をどろどろと舐める。

 

やたらファットなラードに対して、豚骨のニュアンスはちょっと弱め。
まだ抽出し切ってないというか。
どうもパワー不足。

 

そしてキツメの塩。
もー喉が渇いて渇いて。
ひたすら、食う→水→食う→水、のローテーション。

 

極 20180903-4

 

麺は平打ちの極太麺。
茹で加減普通。

 

ぐっしりわしわし。
太麺らしいダイナミックな歯当たりが実に豪快で。
喉越しつるり。
滑らかに胃に滑り落ちていく。

 

小麦の味もいいですね。
ゆったりと溶けながらスープに馴染んで。
噛めば噛むほど味のボリュームが増していく。

 

極 20180903-5

 

チャーシューはデカくてブ厚いヤツが2枚。

 

肉質ほろっほろに柔らか。
箸でつまむだけで、コロっと崩れて。

 

味わいも豊潤。
大柄なうま味がたっぷり湧き出して。
マイルドな肉の味で、口の中をむっちりと埋める。

 

この店、時々肉がスカスカしてる時があるんだけど。
今日のは全然イケてますね。

 

いい方にブレてて。
ラッキー♪


 

後はもーひたすら食べ続ける。

 

まあこの量なんで。
なかなかなくならんのですわ。
ひたすら食って、すすって、水飲んで。
食って、すすって、水飲んで。
水飲んで。
水飲んで。

 

水飲んで。


 

終丼。


 

久し振りの極だったけど。
とにかく食えば食うほど喉渇いたわ(笑)。

 

この店の場合、時間帯によってスープのコンディションの差が大きいし何とも言えんけど。
少なくともわたしがこの日食べた朝一の時点では、まだスープが仕上がってなかったのか。

ちょっと豚骨弱過ぎ。
相対的にラードと塩がやたらと前に出る形となり。
めちゃめちゃファット。
めちゃめちゃソルティー。
どうにも全体としてバランスが取れてない。

 

やっぱココ行く時は。
昼回ってからか、夜の方がいいかも?

 

極 20180903-6

 

ごちそうさま。

 

 

[ マキシマム・ザ・ラーメン 初代 極 店舗情報 ]

〒921-8812
石川県野々市市扇が丘5-3
TEL:080-3045-5031
URL:http://blogs.yahoo.co.jp/ramenikedayakanazawa

 


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