映画「新聞記者」を観る。さあ選挙に行こう!! | 哲爺の気まぐれ日記

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参議院選挙の投票日を2日後に迫った今日、仲間と一緒に観に行った。

どうしても選挙の前に観ておきたかった映画だったがなかなか時間が取れず今日になった。

 

この映画は、実際の事件をモデルにしてその中で新聞記者と内閣調査室の官僚が真実に迫っていくことを描いている。権力者に近いジャーナリストのレイプもみ消し事件、森友、加計学園問題にみられる政治の私物化、そしてそれにかかわる公文書の改ざんなど最近起こったアベ政権の数々の犯罪行為を鋭く暴いている。その中で内閣調査室の恐るべき実態も告発している。

真実をゆがめ、ウソの情報を垂れ流すアベ政治の黒い情報操作を見事に描いている。

そしてそれに立ち向かい真実を伝えていこうとするジャーナリストの本来のあり方を改めて考えさせられた。

 

最近のマスメディアは、様々な圧力や忖度などで権力者に対して不都合な真実が報道されなくなってきている。

参議院選挙の真っただ中にもかかわらず、ほとんど選挙のことがニュースなどで報じられず、選挙が終わった途端にやはり投票率が低かったなどと言い出す始末だ。低投票率の原因は、マスメディアにあるにもかかわらずだ。多くの国民は、今のテレビを見ていて選挙に行こうする気が全く起きないような番組を朝から晩まで垂れ流している。

「どうせ選挙に行っても今の社会は変わらない」と思いこませる番組ばかりだ。

テレビや新聞などの真の使命は、国民に真実を伝え一人一人に考える材料を提供することのはずだ。

「消費税が、10%に増税されようとしているが、それで本当にいいのか?」

「年金が、これからますます減額していくが、それを承認するのか?」

「憲法を変えて戦争できる国にされようとしているが、あなたはそれを認めますか?」

「公文書を改ざんし自分の不都合なことを平気で捻じ曲げる政治をあなたは、許せますか?」

今回の選挙の争点は、明確で報道すべきテーマはいくらでもある。それにもかかわらず多くのメディアは、ほとんど報道しない。

 

映画「新聞記者」を見て改めて真実を伝えるメディアの責任について考えさせられた。

 

さあ、2日後は、参議院選挙の投票日だ。

 

「なにも変わらない」とのあきらめや絶望感は、権力者の思うつぼだ。

とにかく選挙に行って貴重なあなたの一票を投じてほしい。

その際、間違っても「自民」「公明」「維新」には、絶対入れてはいけない。

今の社会を何とか変えたいと思っている方は、ぜひ「共産党」「立憲民主党」「れいわ」「社民党」「国民民主党」などに入れてほしい。