これは長年気に視させられた値ですね。就職すると、毎年、健康診察があって血液検査でこの値を見ていろいろ言われるのです。初めての検査ですでに、規定範囲を超えていました。自分の金で、酒が飲めると言うのですぐに晩酌を始め、要は習慣飲酒になったのです。そもそも飲みだしたら止まらない本性を持っているので、晩酌でもつい飲み過ぎてしまう毎日だったのです。
毎度毎度、肝硬変なんて脅しを受け、週に1~2日は休肝日をつき売りなさいと言われてそれが果たせない年月を経ました。
これが末期のγ-GTPです。400とか500なんて数値があったと思うと何年か空白があってなんと1300にまでなっています。400とか500が最後の勤め先で計った値です。その後失業して何年かたって、どうしようもなくなって病院に駆け込んだ時の値が1300です。
まあまだ勤めていた時も末期はかなりひどかったようですが、その後失業して自宅で連続飲酒を続けているうちにとんでもない値になってしまいました。よく生きているなんてものですが、まあ医者も氏に書けと言っていました。
ところが病院で禁酒させられているうちにあっという間に下がりました。1300があ00を切るのに2か月かかりませんでした。散々一喜一憂していた値ですがほんの2か月酒を飲まないだけで問題ない所まで戻ってしまうのです。
まあ酒を飲まないだけで、と簡単に書いていますし、今はそう書けるのですが、当時はそれができなかったのです。一度だけ検査の前にひと月禁酒したことがありますが地獄の苦しみでした。まだ依存症の症状は出ていませんでしたが、少なくとも精神依存はできていたのです。
医者にちょっとやそっと、脅しをかけられても、ほんの1~2か月禁酒すればよかったのにそれができないのが依存症と言う物で、簡単と言えるようになるには何年かの断酒が必要なのです。
もっと古いデータもどこかにあったはずなのですが、探しても見つかりません。探しているうちに日付が変わりそうになったので、今日の記事はここまでとします。
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