不要不急の | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 私が卒業した小中高校では、同窓生のメーリングリストというのがあって、同窓会の告知などはもっぱらにそこで行われています。そこで、今どきの例にもれず今年の同窓会は中止との、連絡が流れました。そのメールへの応答メールの中では「 寂しいけどこの状況下で高齢者が多く集まるのは、避けなくてはいけないですね。 」と言ったことが言われていました。高齢者ねえ、同窓会は同年齢の集まりですが、確かに我々ももはや高年齢の領域になっていますね。

 

 そして、同窓会というのはやはり不要不急の会合と言わざるを得ませんから、それを自粛するのは今のご時世では必然という事でしょう。そして同窓会もそうですがそれ以外にも不要不急だからとのことで自粛された行事が山ほどあるわけです。そして、経済活動は大幅に縮小せざるを得なくなったのです。そう思えば、経済の活気を支えているのは、少なからず不要不急の人々の行動だったという事なのですね。

 

 それで、視点を断酒会の活動に向けると、例会は不要不急ではなくて必要な行事なので、無理を押して部屋の定員を減らして換気をしながらと言った、障害を越えてでも開催されました。それに対して、記念大会、研修会の類は、ほぼことごとく中止になりました。これはやはり不要とまではいわなくても、必至のイベントではないということで中止になったとみるべきです。記念大会や研修会が必要とまではいわなくても、同窓会ほど不要不急のイベントではないように思います。

 記念大会、研修会で、断酒のモチベーションを高めているという人たちがいてそれらのイベントが開催されているのですから、。もう半年以上もこれらのイベントが無い状況が続くと、「そろそろ」再開されても良いのではという声が高まりつつあるようです。

 

 そろそろ例会以外のイベントの再開をとの声がある中、やはりコロナ感染の対策を万全としながら開催することの困難さと、開催の意義・価値を両てんびんにかけての開催者の苦悩を思ってしまいます。


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