運動会を見に行く | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 今日の例会では、時節柄運動会の話題が出ていました。子供の運動会を見に行くわけですが、旦那は、酒を飲んでやってくる、そしてただいるだけ。酒を飲んでいることをほかの父兄に知られては恥ずかしのに、なんで飲んでくるのだろう・・・・そんな話が家族から出ました。

 本人からは、子供の運動会なので出かけるのだけど、学校の構内で飲むわけにはいかない、それで隙を見つけて外に出て酒を探すとお言った話です。

 

 子供の運動会、身に行かなければいけない。でも休みの日なのに、運動会の会場では酒を飲むわけにはいかない。黙って飲んでいると、周りの家族は、ばれたらと心配する。当人は飲みたいと思ってもさすがに学校内では飲めないので、何とか隙を見つけて、酒を探しに行く。

 そんなことが運動会では置きます。私もまた、隙を見つけて校外で酒屋を探した覚えがあります。

 

 休みの日には昼間でも酒を飲むもの、というアル中の意識があります。とはいえ、運動会というせっかくの子供の晴れ姿はミニかなければならない。とはいえ、校内で酒を飲むわけにはいかない。そんな状況下で、隠れて酒を飲んだり、何とか酒を手に入れようと、苦労したりする、アル中の行動が実にに情けないものです。

 

 ここで何が悪いかと言って、休みの日なら昼から酒を飲むのは当然と思い、しかもそれが飲めないとなると、何とか無理しても酒を飲もうとする、依存物質への探索意欲なのです。

 

 要は、アルコール依存症なので、その症状が社会的禁忌と衝突してしまったのです。普通の人・依存症でない人にとって、何ら問題にはならないことが、依存症であるぎゅえに困った事態を引き起こすのです。もちろん困ったといっても重大な事態が起きたわけではないので、そこで、酒が問題だ、当人は依存症だというところまでは追及されませんが、後から思えば、依存症であるが故に情けないことをしていたことがわかるのです。


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