居残り組の連帯感

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この住まいに越して初めての冬。

思った以上に灯油ヒーターが暖まらないのに困惑中です。

これまで(灯油の暖房は暖かい)というイメージを持っていたのですが、うちにあるものは

その部屋の一部だけはよく暖まるけれど、隣の寝室にはあまり暖気が届きません。

寝付きも良くないので、早めに何とかしなければと思っています。

 

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昨日はセンターの営業の終了時間、午後10時まで働いていました。

毎日9時までが続いていたと思ったら、とうとう一番遅い時間帯までの勤務です。

 

センターでは時間が遅くなって帰る人が出始め、ある程度人数がいなくなると

バラバラに座っている人達を移動させて一つのブロックに集めます。

 

人がいなくなったブロックのほうは機材の電源を落として、電気代を節約するのです。

夜8時を過ぎた頃には、全員を集めても一か所のブロックに収まる人数しか残っていません。

 

照明も自分たちとSVさん達の席と、通り道になっている部分に点いているだけ。

広いセンターを働いている部署の灯りが薄らぼんやり照らしている感じになります。

 

早い時間ではひっきりなしになっている電話も、この時間になるとさすがに本数が減ってきて

待ち時間がありました。

 

ブロックの方も8時台だとそこそこ埋まっている席が、9時台になると一層人数が減ってきます。

いつもは他のオペレーターさんの声が一緒くたになり、雑音のように聞こえてくるのが

この時間だと、1人1人が何を話しているのか、ハッキリ分かるほど。

 

いつもこの時間にいる様子の若い女の子が2人いて、手が空いているせいか

何か雑談をしています。

早い時間帯では考えられない光景です。

 

電話の方も主に営業時間の問い合わせなどの楽な内容が多く、一日中こんな感じの仕事なら

天国だろうな…と思ったりもしました。

 

勤務時間が終わると皆一斉にPCの電源を落とし、タイムシートに時間を記入。

SVさんに印鑑を押してもらって、帰り支度を始めます。

 

早い時間に帰るときは、他が仕事中なのであまり口も利かず、簡単に挨拶をして帰る程度

なのですが…

 

この時間は皆が仕事のストレスから解放されているせいか、何となく和気あいあいとした

雰囲気があります。

『最後の時間まで頑張った』という連帯感のようなものも、いくらか感じられます。

 

通りすがった人、皆に挨拶をして、気分よく家路につきました。

 

ただ、一歩表に出ると、そこは夜10時過ぎのビジネス街。

コンビニの灯りは煌々と光っているけれど、人気が少なくなった道をビル風が通り抜けます。

 

すでに氷点下になっているのでしょう。

冷気が身体に刺さります。

 

家に帰ると薄明りの部屋の奥から、凍るように寒い玄関に向かって猫が

とぼとぼ歩いて来ました。

その姿を見ると、やはり夜働くことへの抵抗感が湧いてしまいます。

 

日々の生活はなんとか無事に過ぎてはいるけれど、「何とかしなければ」の数は

増えていくばかりです。

 

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最後まで読んで下さって、ありがとうございました



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